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◆理事会報告

学術大会の活性化に関して、日本アフリカ学会将来構想検討C委員会によって、すでに下記のような答申がなされています。2008年5月の理事会において、さらに検討する必要があると判断し、学術大会検討小委員会(委員:池野旬、杉山祐子、足達太郎、落合雄彦、山越言)を立ち上げ、引き続き検討しています。

■学術大会活性化策の提案(2007/05/25)

アフリカ学会将来構想検討C委員会
太田至、武内進一、星野光雄、山極寿一

本学会の目的は、「アフリカ大陸及びその周辺地域の自然・人文・社会についての研究及び調査の推進をはかり、日本におけるアフリカ研究の発展に努める」ことにあります。学術大会はそれを達成するための事業として位置づけられますが、「アフリカに関する未公表の研究成果を発表し、学際的な討論、情報交換、交流を行う」ことが目標になると考えます。

これまで問題点として指摘されてきたのは、主に「発表会場が多すぎて他分野の発表が聞けない」、「シンポジウムが一般発表と重複しすぎている」、「若手やアフリカ人の発表が少ない」、「アフリカで行われている研究や活動について情報交流が少ない」といったことでした。これらの問題点を解決するために、当委員会では以下の策を提案します。

  1. 口頭発表の数を制限する。例えば、発表件数を申し込みが早い順から100件までに制限し、後はポスターにまわってもらう。あるいは、発表要旨やタイトルを送ってこない人は外すなどの措置をとる。
  2. ポスター発表を奨励する。これは口頭発表を減らし、若手の発表を増やす効果がある。短い時間で整理された発表を行うよりも、生のデータを出して時間をかけて多くの人の意見を聞くことができるし、大勢の人の前で時間を制限されて話をするより、気楽に発表できるという利点がある。ポスターを奨励するために賞を設けることも検討してほしい。
  3. 学術大会を3日制にし、シンポジウムと口頭発表を重ならないように配慮する。現行でも、遠くから来る人にとって1泊2日は無理な日程である。前日から来るならば大会開始を早め、金曜日の午後から日曜日の午後早い時間までにすれば2泊3日でこなせる。
  4. アフリカ国籍の参加者には学会に入会してもらい、大会参加費を免除あるいは半額にする。割引率については学生とのバランスを考えて検討する必要がある。
  5. ポスター会場にアフリカでの活動を紹介したり、物品を販売できるコーナーを設ける。これまでの学会でも毎回図書は販売されている。JICA、JOCV、NGOの紹介ができれば、アフリカでの情報交換や人脈づくりに寄与するとともに、学会の活性化にもつながると思われる。

アフリカ学会では、大会の運営は大会委員会に任されています。そのため、これらの提案は大会委員会に宛てたものです。地域学会としての性格上、発表の申し込みに制限を設けるのは困難なこととは存じますが、本学会の主旨に沿うように解決策を活用していただければ幸いです。


■『アフリカ研究』掲載論考のウエブサイト公開について(2007年3月31日)

『アフリカ研究』に掲載された論考のウエブサイト公開については、以下の通り対応する。

1)第69号(2006年12月号)以降の『アフリカ研究』については、刊行してから1年後に、その内容を日本アフリカ学会のウエブサイト上に掲載する。

2)執筆者あるいはその代理者(執筆者の所属する機関等)が、ウエブサイト掲載あるいは機関リポジトリへの登録を希望する場合、次のような原則で対応する。

  • 刊行後1年を経た論考について、印刷媒体の形(PDFファイル)で認める。
  • 掲載に関して、出典を明記するよう求める。
  • 『アフリカ研究』編集委員会にウエブサイト掲載につき通知するよう求める。

以上

(2007年3月31日、日本アフリカ学会理事会決定)

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