日時:2025年6月21日(土) 13:30~17:30
会場:甲南大学岡本キャンパス10号館8階英文科準備室
甲南大学岡本キャンパスの最寄り駅は、JR摂津本山駅と阪急岡本駅です。 会場までのアクセスの詳細は以下のリンクをご参照ください。
岡本キャンパスまでのアクセス https://www.konan-u.ac.jp/access/
キャンパスマップ https://www.konan-u.ac.jp/life/campus/#link1
1. 研究報告
報告者:中尾世治(京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科准教授)
タイトル「日本におけるアフリカ史研究の黎明期――歴史学とアフリカ(研究)の出会い(そこない)について」
要旨:本発表では、歴史学内部での「アフリカ史」という制度的な基盤のない状態で、日本のアフリカ史研究がどのように形成された/されなかったのかという点を黎明期に遡って検討する。具体的には、1940年代から1970年代ごろまでの、日本におけるアフリカ史研究をとりあげ、歴史学とアフリカ研究/アフリカへの関心が、どのように出会い、あるいは出会いそこなったのかを論じる。
2. 『善意の帝国』書評会
登壇者
大澤広晃(法政大学文学部准教授)
金澤周作(京都大学大学院文学研究科教授)
上林朋広(甲南大学文学部講師)
並河葉子(神戸市外国語大学外国語学部教授)
タイトル:大澤広晃著『善意の帝国 イギリスのフィランスロピーと南アフリカ』書評会
概要:本書評会では、帝国フィランスロピーという概念を用いてイギリス帝国史およびイギリス・南ア関係を分析した『善意の帝国』(名古屋大学出版会、2024年)を、チャリティ史、ミッション史、南アフリカ史など様々な観点から論じていく。この書評会を通して、イギリス帝国史及びアフリカ史としての本書の意義を確認するとともに、帝国史とアフリカ史というそれぞれの研究分野のこれからについても考える機会としたい。
出版社HP: https://www.unp.or.jp/ISBN/ISBN978-4-8158-1174-7.html
タイムスケジュール
第一部 研究報告
13:30~14:30 中尾 研究報告
14:30~15:20 質疑応答
15:20~15:30 休憩
第二部 『善意の帝国』書評会
15:30~16:15 コメント(一人15分程度)
コメント① 金澤 チャリティ史
コメント② 並河 ミッション史
コメント③ 上林 南アフリカ史
16:15~16:25 休憩
16:25~16:50 大澤 リプライ
16:50~17:30 フロアディスカッション
17:30~19:30 懇親会(会場はそのままで立食パーティー)
申込:対面のみの開催ですが、ケータリングの準備のため6月18日までに、以下の専用フォームに必要事項をご記入の上、お申し込みいただけましたら幸いです。
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSetL71YInRwsNgxT7hTp9nllijFjaluJXWX5v2WZMAQ8DjpQg/viewform?usp=header
連絡先:上林朋広(甲南大学) tomohirok[at]konan-u.ac.jp
備考:甲南大学文学部英文科、関西イギリス史研究会、日本アフリカ学会関西支部共催