関東支部:2020年度 第8回例会

日時:2021年3月2日(火)・17:40~19:10(JST)
場所:Zoomによるオンライン開催

タイトル :アフリカにおける教育と言語:主にタンザニアの事例から
講演者:沓掛 沙弥香 氏(日本学術振興会・特別研究員PD/東京外国語大学AA研)

コメンテーター:砂野 幸稔 氏(熊本県立大学・名誉教授)

要旨:「どの言語で学ぶのか」は、現代アフリカ社会が抱える主要な言語問題の一つです。アフリカにおいて、「理解しやすい言語で学ぶこと」は、「難しい選択」であり続けています。また、最近では、教育と言語をめぐる議論の多くがヨーロッパ的な言語観や文脈を内包しており、アフリカの言語状況を十分にとらえることができていなかったことが批判されています。

本発表では、まず、なぜアフリカにおいて、教育言語の選択が難しい問題であり続けているのかを明らかにします。また、教育と言語をめぐる従来の議論や最近の動向を概観したうえで、発表者がフィールドワークを行ったタンザニアの事例を詳しく取り上げ、アフリカにおける教育と言語の問題を考察します。

使用言語:日本語
参加費:無料

事前申込:必要。定員300名。

申込〆切:2021年2月28日(日)。定員になり次第〆切。

登録フォーム:下記リンク先から参加登録してください。https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLScckFLzdTHpCpb5de3gOY9HUqAwNKk1XthmOzTUaw8nBISsAQ/viewform?usp=sf_link

お問合せ:東京外国語大学現代アフリカ地域研究センター asc[a]tufs.ac.jp (送信の際には[a]を@に変更してください)

主催:東京外国語大学現代アフリカ地域センター(http://www.tufs.ac.jp/asc/

共催:日本アフリカ学会関東支部

Webサイト*:http://www.tufs.ac.jp/asc/news/210302ASCSeminar58.html (日本語)
*上記サイトは2月14/15日から始まる週以降閲覧可能になります。