日時: 2026年1月09日(金)15:30-18:15
場所:HIROSAKI ORANDO(弘前市百石町47-2)
https://www.hirosakiorando.com/

テーマ:今世紀アフリカの都市・農村拡大

いまアフリカ諸国では新しいタイプの住宅開発や土地売買がすすんでおり、都市部はますます郊外化して拡大し、農村部でも農村から農村への移住がみられます。このようななかで、都市計画や都市社会、そして都市-農村社会関係がかかえる新しい課題について議論します。

報告者と内容:

【報告1】宮内 洋平 さん(拓殖大学国際学部)
「ポストネットワーク都市と分散する主権--近年のアフリカ都市研究の動向から」
本発表は急速な都市化と都市的世界の拡張が進むアフリカの現在に注目しているアフリカ都市研究の動向を、「主権」と「ポストネットワーク都市」をキーワードに紹介したい。国際共同プロジェクト「Making Africa Urban」から、国家主権の都市開発における位置づけを分析するとともに、エネルギーの自給化等で揺らぐ国家主権と主権の分散に着目している南アフリカの「オフグリッド都市」研究プロジェクトの意義を示したい。

【報告2】中澤 芽衣 さん(摂南大学現代社会学部)
「ウガンダ都市近郊農村における人口動態と土地不足」
アフリカでは1950年以降、人口は増加しつづけている一方、都市部においては合計特殊出生率が低下するなど、人口動態の地域差は大きい。本発表の調査地は、町まで5kmほどの距離に位置し、都市近郊農村といった特徴をもつ。土地を求めて移入する世帯や、土地不足を理由に村を離れる世帯が存在し、人口の流出入が激しい。本発表では、調査村の土地に着目し、移出入の要因や世帯の特徴について報告する。2014年~2024年の人口動態を分析し、村内の人口構成比や家族形態の変化についても検討する。