日時:2024年5月17日(金)14時00分~18時00分
場所:大阪大学箕面キャンパス 外国学研究講義棟2F学術交流室+Zoomを用いたハイブリッド会議
出席:小川さやか、児玉由佳、佐川徹、佐藤章、佐藤千鶴子、椎野若菜、高橋基樹、武内進一(議長)、津田みわ、中尾世治、平野(野元)美佐、牧野久美子(書記)、丸山淳子
欠席:梅屋潔、中村美知夫
【報告事項】
- 第61回学術大会報告
竹村大会委員長の代理として、小森大会事務局長より、大会の準備状況について報告がなされた。 - 2024-25年度役員と役割分担
庶務担当理事より、役員と役割分担の説明がなされた。 - 会員数の動向
庶務担当理事より、会員数の動向について報告がなされた。 - 日本学術振興会賞・育志賞の推薦
庶務担当理事より、日本学術振興会賞・育志賞ともに、評議員から推薦がなかったことが報告された。 - 2025年度学術大会の開催地と日程
庶務担当理事より、第62回学術大会は、京都大学の主管で、山越言会員を大会実行委員長として、2025 年5月17日(土)、18日(日) に京都大学吉田 4 号館ほかにて開催される予定であるとの報告がなされた。 - 第36回日本アフリカ学会奨励賞
庶務担当理事より、以下2点を受賞作とすることが報告された。
上村知春会員『恵みありて、インジェラに集う―エチオピア正教徒の食をめぐる生活誌』春風社、2023 年
村津蘭会員『ギニア湾の悪魔―キリスト教系新宗教をめぐる情動と憑依の民族誌』世界思想社、2023 年 - 能登半島地震被災者に対する年会費免除措置、および大会参加費免除措置
庶務担当理事より、年会費免除措置と大会参加費免除措置が取られていることが報告された。
【審議事項】
- 2023年度事業報告
各事業担当理事から以下のとおり事業報告について説明があり、承認された。
a) 編集
・『アフリカ研究』103号・104号の刊行
・『アフリカ研究』102号までの本文および104号までの目次のウェブサイトでの公開
・オンライン投稿システム導入を見据えた経費見直し・作業効率改善
b) 渉外
・地域研究学会連絡協議会(JCASA)への参加
・地域研究コンソーシアム(JCAS)への参加
・共催・後援依頼への対応
・日本熱帯生態学会との協力
c) 国際交流
・海外研究報告助成(若手会員対象)制度により会員1名を派遣
・国際交流促進(国内旅費)支援制度により1件の支援を実施
・韓国アフリカ学会(KAAS)とのMOU締結協議
d) ネットワーク
・学会メーリングリストの維持管理と運用(2023年度の投稿件数は150件)
・学会ホームページの維持管理と運用
・サーバー等の管理・運用状況の改善
e) 第36回日本アフリカ学会研究奨励賞
・研究奨励賞選考委員会(委員長:加茂省三、委員:石原美奈子、分藤大翼)からの推薦を受け、上村知春会員および村津蘭会員への授与を決定
f) アクセシビリティ対応
・申請がなかったため、実施せず
g) 支部活動活性化支援事業
・各支部から申請がなかったため、実施せず
h) 日本学術振興会賞・育志賞の推薦
・学会として推薦する候補者を評議員会に募ったが、結果として推薦なし - 2023年度決算
会計担当理事より、2023年度決算が示され、承認された。 - 2024年度事業計画
各事業担当理事から以下のとおり事業計画について説明があり、承認された。
a) 編集
・編集委員会の構成
・『アフリカ研究』105号・106号の刊行
・『アフリカ研究』103号の本文公開
・HPのバックナンバーに表紙画像を掲載
・査読・編集プロセスの見直し
・『アフリカ研究』オンラインPDFのエンバーゴ期間なしでの公開
b) 渉外
・地域研究学会連絡協議会(JCASA)総会への参加
・地域研究コンソーシアム(JCAS)への出席・情報共有
・共催・後援依頼への対応
・日本熱帯生態学会との協力
c) 国際交流
・海外研究報告助成(若手会員対象)と国際交流促進(国内旅費)支援の実施
・韓国アフリカ学会(KAAS)との交流
・若手会員助成の拡充の検討
d) ネットワーク
・学会ウェブページと学会メーリングリストの維持管理
・『アフリカ研究』ページの改修
・過去の役員リストの作成・公開 - 2024年度予算案
会計担当理事より、2024年度予算案について説明があり、承認された。赤字予算が続き予備費が減少していることから、会費制度の見直し等も視野に入れ、学会財政のシミュレーションを行うことが合意された。 - ギースへの加盟
渉外担当理事より、人文社会科学系学協会男女共同参画推進連絡会(Gender Equality Association for Humanities and Social Sciences:GEAHSS略称ギース)への加盟の提案があり、承認された。 - 新入会員の申請
直近のメール審議以降に入会申請があった1名について入会が承認された。 - その他
武内会長より、学術大会の開催校探し、学会財政、役員選挙実施体制に関する今期理事会の課題・懸案事項が提示され、意見交換を行った。
以上