日時:2025年4月5日(土)13時00分~17時30分
場所:東京外国語大学本郷サテライト3Fセミナールーム+Zoomを用いたハイブリッド会議
出席:梅屋潔、小川さやか、児玉由佳、佐川徹、佐藤章、佐藤千鶴子、椎野若菜、高橋基樹、武内進一(議長)、津田みわ、中尾世治、中村美知夫、平野(野元)美佐、牧野久美子(書記)、丸山淳子、山越言(第62回学術大会委員長)
欠席: なし

【報告事項】

  1. 第62回学術大会報告
    山越大会委員長より、大会の準備状況について報告がなされた。
  2. 支部活動報告
    庶務担当理事より、各支部の活動について報告がなされた。
  3. 支部費支出報告(資料)
    会計担当理事より、各支部の支出報告がなされた。
  4. 会員数の動向
    庶務担当理事より、会員数の動向について報告がなされた。
  5. 日本学術振興会賞・育志賞の推薦
    庶務担当理事より、2025年度日本学術振興会賞について評議員からの推薦がなかったこと、2025年度育志賞について評議員からの推薦を募っていることが報告された。
  6. 2026年度学術大会の開催地と日程
    庶務担当理事より、2026年度(第63回)学術大会は、2026年5月9日(土)、10日(日)に、名古屋大学を会場として、名古屋大学と椙山女学園大学の所属会員による実行委員会(大会委員長:山田肖子会員)の主管で開催される予定であることが報告された。
  7. 2024 年度メール審議による理事会承認事項一覧
    庶務担当理事より、2024年度におこなったメール審議の承認事項について下記の通り報告があった。

    2024年
    0417       能登半島地震被災者に対する年会費免除措置および大会参加費免除措置の文案承認
    0528       第6回南アフリカ-日本大学フォーラム(SAJU6)への学会後援依頼の承認
    0625       ギース分担金の庶務費からの支払いの承認
    0708       『アフリカ研究』投稿規程の改正について承認
    0714       若手研究者に対する海外研究報告助成の文案変更等について承認
    0719       国際交流促進(国内旅費)の採択について承認
    0908       2024年度第1回理事会議事録の承認
    0921       若手研究者に対する海外研究報告助成の採択について承認
    1105       2025年度アフリカ学会学術大会の方針について承認
    1120       研究奨励賞選考委員について承認
    1212       学会ウェブサイト改修費の支出について承認
    1213       2024年度JCASA総会への情報提供の依頼について承認

    2025年
    0112       臨時理事会の議事録について承認
    0130       2026年度学術大会日程について承認
    0221       KAASからの大会参加に関する特例措置について承認
    0313       若手研究者に対する海外研究報告助成の採択・不採択について承認
    0313       JCASAニュースレター原稿について承認
  8. 2024 年度支部活動活性化支援事業
    庶務担当理事より、2024年度は申請がなかったことが報告された。関東支部と関西支部についても特段の事情があれば同支援事業の対象となりうることが確認された。
  9. 2024 年度海外研究報告助成・国際交流促進(国内旅費)支援
    国際交流担当理事より、2024年度に2名の海外研究報告助成を採択したこと(うち1名の予算執行は2025年度を予定)、1件の国際交流促進(国内旅費)支援を行ったことが報告された。
  10. アクセシビリティ対応
    庶務担当理事より、2024年度は申請がなかったことが報告された。
  11. 能登半島地震への対応について
    庶務担当理事より、被災者の2024年度会費免除措置への応募がなかったことが報告された

【審議事項】

  1. 2024年度事業報告および2025年度活動計画(資料)
    a) 編集
    編集担当理事より、2024年度の事業報告(105号、106号の刊行、投稿規定と執筆要領の大幅改正)と2025年の活動計画(107号、108号の刊行)の提案があり、承認された。掲載論文の電子版について、パスワードをつけて会員のみが閲覧できるエンバーゴ期間を設けたうえで、即時公開する方針が提案され、承認された。予算全体の動向を見ながら、今後、紙媒体の廃止についても検討を進めることが確認された。
    b) 渉外
    渉外担当理事より、2024年度のJCASA(地域研究学会連絡協議会)・ギース(人文社会科学系学協会男女共同参画推進連絡会)・JCAS(地域研究コンソーシアム)での活動、学会としての共催・後援の申し合わせの周知、熱帯生態学会との連携の情況について報告があり、2025年度も同様の活動を進める計画が承認された。
    c) 国際交流
    国際交流担当理事より、2024年度の海外研究報告助成(2件)および国際交流促進(国内旅費)支援(1件)の採択状況が報告された。2025年度は、通常の海外研究報告助成および国際交流促進(国内旅費)支援に加えて、武内会長を代表者とするKAASとのJSPS二国間交流事業が採択されたことから、2025年10月31日(金)、11月1日(土)に開催予定のKAAS主催会議での報告希望者に対する旅費助成を実施する計画が提案され、承認された。
    d) ネットワーク
    ネットワーク担当理事より、2024年度に行ったメーリングリストとウェブサイトの管理活動について報告がなされ、2025年度も同様の活動を実施する計画が承認された。サーバー管理者の設置検討や、メーリングリスト関連の作業量の増加への対応が課題として共有された。
    e) 研究奨励賞
    副会長より、第37回(2025年度)日本アフリカ学会奨励賞について、下記の会員を委員とする選考委員会により選考結果が会長に答申されたと報告があり、答申の2作品を受賞作とすることについて承認された。 大塲麻代(委員長)、友松夕香、橋本栄莉、牧野久美子
  2. 2024年度決算見通し
    会計担当理事より、2024年度決算案が示され、承認された。
  3. 2025年度暫定予算案
    会計担当理事より、2025年度予算案について説明があり、承認された。
  4. その他
    ・恒常的な赤字となっている学会会計の持続性の観点から、支出の削減方法や会費値上げの可能性について、アンケート等で会員の意見を聞きながら具体的に検討を進めることが確認された。
    ・能登半島地震の被災者の会費免除措置を2025年度も継続することが承認された。

以上