2024年

【著書】

  • 山田肖子 『 学びの本質 』新潮社、2024年。
  • 河野哲也『アフリカ哲学全史』筑摩書房、2024年。
  • ジェイソン・スターンズ(武内進一監訳)『名前を言わない戦争 終わらないコンゴ紛争』白水社、2024年。
  • 川瀬慈 『見晴らしのよい時間』赤々舎、2024年。

2023年

【著書】

  • 渡辺司『グローバル化時代のアルジェリア――〈アルジェリア戦争〉から〈ポスト新自由主義〉』明石書店、2023年。
  • Konaka, Shinya et al. eds., Reconsidering Resilience in African Pastoralism: Towards a Relational and Contextual Approach,Trans Pacific Press, 2023.
  • Kawase, Itsushi, Mischief of the Gods: Tales from the Ethiopian Streets, Awai Books, 2023
  • Sakamoto, Kumiko, Lilian Daniel Kaale, Reiko Ohmori, Tamahi Kato (Yamauchi) eds.,Changing Dietary Patterns, Indigenous Foods, and Wild Foods: In Relation to Wealth, Mutual Relations, and Health in Tanzania, Springer, 2023.
  • 井田暁子・梅屋潔(編)『アフリカにおける健康と社会』風響社、2023。
  • 佐久間寛(編)『負債と信用の人類学』以文社、2023。
  • バヤール、フランソワ(加茂省三訳)『アフリカにおける国家:腹の政治』晃洋書房、2023。
  • Konaka, Shinya et al. eds. Reconsidering Resilience in African Pastoralism: Towards a Relational and Contextual Approach,Trans Pacific Press, 2023.
  • Kumiko Sakamoto, Lilian Daniel Kaale, Reiko Ohmori, Tamahi Kato (Yamauchi) eds. (2023) Changing Dietary Patterns, Indigenous Foods, and
    Wild Foods: In Relation to Wealth, Mutual Relations, and Health in Tanzania, Springer
    出版社HP:https://link.springer.com/book/10.1007/978-981-99-3370-9
  • 伊谷樹一(編)『つくる・つかう』(生態人類学は挑む SESSION 4)京都大学学術出版会、2023年
  • 今村薫(編)『ラクダ、苛烈な自然で人と生きる:進化、生態、共生』風響社、2023年
  • 一栁智子『社会的企業の挫折:途上国開発と持続的エンパワーメント』名古屋大学出版会、2023年

2022年

【著書】

  • Enomoto, Tamara et al. eds. Bouncing Back: Critical Reflections on the Resilience Concept in Japan and South Africa, Langaa RPCIG, 2022
  • 平野克己(2022)『人口革命:アフリカ化する人類』朝日新聞出版
  • 高田明(2022)『狩猟採集社会の子育て論:クン・サンの子どもの社会化と養育行動』京都大学学術出版会
  • 小野田風子(2022)『不透明の彼方の作家ケジラハビ:スワヒリ語文学界の挑戦者』大阪大学出版会
  • Mine, Yoichi (2022) Connecting Africa and Asia: Afrasia as a Benign Community, Taylor & Francis (⇒献本の予定はありませんので、評者自身で本を入手ください)
  • 落合雄彦編(2022)『アフリカ潜在力のカレイドスコープ』晃洋書房
  • 永原陽子編(2022)『アフリカ諸地域~20世紀』(岩波講座 世界歴史 第18巻)岩波書店
  • 松田素二、フランシス・ニャムンジョ、太田至編(2022)『アフリカ潜在力が世界を変える:オルタナティブな地球社会のために』京都大学学術出版会
  • 伊藤詞子編(2022)『生態人類学は挑む SESSION 6 たえる・きざす』京都大学学術出版会
  • 栗本英世、村橋勲、伊東未来、中川理(編) 2022 『かかわりあいの人類学』大阪大学出版会
  • 遠藤貢・阪本拓人(編) 2022『ようこそアフリカ世界へ』昭和堂
  • 岡野英之2022『西アフリカ・エボラ危機 2013–2016―最貧国シエラレオネの経験』ナカニシヤ出版
  • 山口亮太2022『妖術と共にあること―カメルーンの農耕民バクウェレの民族誌』明石書店
  • 仲尾 友貴恵2022『不揃いな身体でアフリカを生きるー障害と物乞いの都市エスノグラフィ』世界思想社
  • 小松かおり2022『生態人類学は挑む MONOGRAPH 6 バナナの足、世界を駆ける―農と食の人類学』京都大学学術出版会
  • アラン・マバンク2022『アフリカ文学講義―植民地文学から世界‐文学へ』(中村隆之・福島亮訳)みすず書房

2021年

【著書】

  • ジャン・セルヴィエ2021『ベルベル人―歴史・思想・文明』(私市正年・白谷望・野口舞子訳)白水社
  • 辻村英之2021『キリマンジャロの農家経済経営―貧困・開発とフェアトレード』昭和堂
  • 藍澤淑雄2021『アフリカの零細鉱業をめぐる社会構造―貧困解消に向けたタンザニアの零細鉱業支援のあり方』日本評論社
  • 坂巻哲也2021『隣のボノボ―集団どうしが出会うとき』京都大学学術出版会
  • 阪本公美子、岡野内正、山中達也(編)2021『日本の国際協力 中東・アフリカ編―貧困と紛争にどう向き合うか』ミネルヴァ書房
  • 齋藤美保2021『キリンの保育園―タンザニアでみつめた彼らの仔育て」京都大学学術出版会
  • 柳沢史明 、緒方しらべ(編)2021『アフリカからアートを売り込む―企業×研究』水声社
  • 小倉充夫2021『自由のための暴力―植民地支配・革命・民主主義』東京大学出版会
  • 堀内隆行2021『ネルソン・マンデラ―分断を超える現実主義者』岩波書店
  • マイケル・クローリー2021『ランニング王国を生きる―文化人類学者がエチオピアで走りながら考えたこと」(児島修訳)青土社
  • 寺嶋秀明(編)20201『生態人類学は挑む SESSION 2 わける・ためる』京都大学学術出版会
  • 田中正隆2021『アフリカの聞き方、アフリカの語り方―メディアと公共性の民族誌』風響社
  • 石原美奈子編2021『愛と共生のイスラーム― 現代エチオピアのスーフィズムと聖者崇拝』春風社
  • 宮脇幸生・戸田真紀子・中村香子・宮地歌織編2021『グローバル・ディスコースと女性の身体―アフリカの女性器切除とローカル社会の多様性―』晃洋書房
  • 伊谷樹一・荒木美奈子・黒崎龍悟編2021『地域水力を考える―日本とアフリカの農村から』昭和堂
  • 佐藤章編2021『サハラ以南アフリカの国家と政治のなかのイスラーム―歴史と現在』アジア経済研究所
  • 児玉谷史朗、佐藤章、嶋田晴行編2021『地域研究へのアプローチ―グローバル・サウスから読み解く世界情勢』ミネルヴァ書房
  • 園田浩司2021『教示の不在―カメルーン狩猟採集社会における「教えない教育」』明石書店
  • 眞城百華2021『エチオピア帝国再編と「反乱(ワヤネ)」―農民による帝国支配への挑戦 』春風社
  • 相原進2021『ダンス・イン・エチオピアー伝統的ダンスにおけるダンサーたちの創造と実践 (京都大学アフリカ研究シリーズ027) 』松香堂書店
  • Azeb Girmai 2021 Cultural tourism potentials towards livelihood security Local perceptions in Southern Ethiopia (京都大学アフリカ研究シリーズ028) . 松香堂書店
  • 梅津綾子2021『親子とは何か――ナイジェリア・ハウサ社会における「里親養育」の民族誌』春風社
  • 山田肖子・大野泉(編)2021『途上国の人材育成―SDGs時代の知識と技能』日本評論社
  • 村橋勲2021『南スーダンの独立・内戦・難民―希望と絶望のあいだ』昭和堂
  • 太田至2021『交渉に生を賭ける―東アフリカ牧畜民の生活世界』京都大学学術出版会
  • 市川光雄2021『森の目が世界を問う―アフリカ熱帯雨林の保全と先住民』京都大学学術出版会
  • アルベール・サロー2021『植民地の偉大さと隷従』(小川了訳)東京外国語大学出版会

2020年

【著書】

  • 小川未空2020『ケニアの教育における格差と公正―地域、学校、生徒からみる教育の質と「再有償化」』明石書店
  • Masako Yonekawa 2020 Post-Genocide Rwandan Refugees, Why They Refuse to Return ‘Home’: Mythes and Realities. Springer.
  • Masako Yonekawa & Akiko Sugiki eds. 2020 Repatriation, Insecurity, and Peace: A Case Study of Rwandan Refugees. Springer.
  • 川瀬慈2020『エチオピア高原の吟遊詩人: うたに生きる者たち』音楽之友社
  • 甲斐田きよみ2020『アフリカにおけるジェンダーと開発――女性の収入向上支援と世帯内意思決定』春風社
  • 藤原章生2020『新版 絵はがきにされた少年』柏艪舎
  • 片山夏紀2020『ルワンダの今:ジェノサイドを語る被害者と加害者』風響社
  • Takada, A. 2020. The Ecology of Playful Childhood: Caregiver-Child Interactions among the San of Southern Africa. Palgrave Macmillan.
  • 中尾世治2020『西アフリカ内陸の近代―国家をもたない社会と国家の歴史人類学』風響社
  • ウスビ・サコ・清水貴夫(編)2020『現代アフリカ文化の今 15の視点から、その現在地を探る』青幻舎
  • 児玉由佳(編)2020『アフリカ女性の国際移動』アジア経済研究所
  • 日下部光2020『アフリカにおける遺児の生活と学校教育―マラウイ中等教育の就学継続に着目して』明石書店
  • ジェームズ・ファーガソン2020『反政治機械―レソトにおける「開発」・脱政治化・官僚支配』(石原美奈子・松浦由美子・吉田早悠里(訳))水声社
  • 牛久晴香2020『かごバッグの村―ガーナの地場産業と世界とのつながり』昭和堂
  • 松浦直毅・山口亮太・高村伸吾・木村大治2020『コンゴ・森と河をつなぐ―人類学者と地域住民がめざす開発と保全の両立』明石書店
  • 若狭基道2020“A Descriptive Study of the Modern Wolaytta Language”  ひつじ書房
  • 玉井隆2020『治療を渡り歩く人びと―ナイジェリアの水上スラムにおける治療ネットワークの民族誌』風響社
  • 田中二郎2020『ブッシュマンの民話』京都大学学術出版会
  • Sakamoto Kumiko & Frank Mgalla MBAGO (2020) 91 Useful Plants in Deciduous Bushland and Thickets of the Dodoma Region, Central Tanzania, Impress R&D.
    [阪本公美子・フランク・ムガラ・ムバゴ (2020)『タンザニア中部・ドドマ州半乾燥地における91の有用植物』インプレス R&D]
  • ボニー・ヒューレット著、服部志帆、大石高典、戸田美佳子 共訳(2020)『アフリカの森の女たち――文化・進化・発達の人類学』春風社.420pp.
    出版社HP:http://www.shumpu.com/portfolio/762/
  • Sakamoto, Kumiko, Factors Influencing Child Survival in Tanzania: Comparative Analysis of Diverse Deprived Rural Villages, Springer, 2020.
    出版社HP:https://link.springer.com/book/10.1007%2F978-981-13-7639-9
  • 阪本公美子『開発と文化における民衆参加―タンザニアの内発的発展の条件』春風社、2020年。
    出版社HP:http://www.shumpu.com/portfolio/751/
  • Sakamoto, Kumiko and Frank Mgalla MBAGO, 109 Useful Plants in the Coastal Bushland of the Lindi Region, Southeast Tanzania, Yama-Kei
    Publishers, 2020. 阪本公美子&フランク・ムガラ・ムバゴ『タンザニア南東部・リンディ州の沿岸ブッシュランドにおける109の有用植物』山と溪谷社。
    https://www.amazon.co.jp/Useful-Coastal-Bushland-Southeast-Tanzania/dp/4635886670

【論文】

2019年

【著書】

  • 松本尚之・佐川徹・石田慎一郎・大石高典・橋本栄莉 編『アフリカで学ぶ文化人類学』昭和堂、2019年11月。
    出版社HP:http://www.showado-kyoto.jp/book/b480879.html
  • 田付貞洋・佐藤宏明・足達太郎 共編『アフリカ昆虫学―生物多様性とエスノサイエンス』海游舎、2019年3月。
    出版社HP:https://kaiyusha.wordpress.com/
    %e3%82%a2%e3%83%95%e3%83%aa%e3%82%ab%e6%98%86%e8%99%ab%e5%ad%a6/
  • 小馬 徹『ケニアのストリート言語、シェン語―若者言葉から国民統合の言語へ』御茶の水書房、2019年3月。
  • 小馬 徹『「異人」としての子供と首長―キプシギスの「知恵」と「謎々」』神奈川大学出版会、2019年2月。

【論文】

  • 小馬徹「人類学と「文化の同時通訳」の時代―「女性婚」再論を例として」、『神奈川大学評論』94:44-63, 2019年。

2018年

【著書】

  • ヴェロニク・タジョ 作/ベルトラン・デュボワ 絵/村田はるせ 訳 『アヤンダおおきくなりたくなかったおんなのこ』 風濤社,2018年4月。
    出版社HP: http://futohsha.co.jp/books/ehon/ayanda.html
  • 小馬 徹 『「女性婚」を生きる―キプシギスの「女の知恵」を考える』 神奈川大学出版会、2018年2月。
  • 川瀬慈『ストリートの精霊たち』世界思想社、2018年。
    出版社HP: http://sekaishisosha.jp/book/b355715.html

【論文】

  • 足達太郎「アフリカ昆虫学史序説」『生物科学』 69巻3号 2018年6月 176-187ページ
    出版社HP: http://shop.ruralnet.or.jp/b_no=01_54017041/
  • 小馬 徹 「キプシギス人の『ナショナリズム発見』」、永野善子(編)『帝国とナショナリズムの言説空間―国際比較と相互連携』207-240頁、御茶の水書房、2018年3月。
  • 小馬 徹 「ストリート言語から国民形成の鍵へ―ケニアのシェン語の生成と展開」、関根康正(編)『ストリート人類学―方法と理論の実践的展開』399-432頁、風響社、2018年2月。

2017年

【著書】

  • 東京農業大学国際農業開発学科 編『国際農業開発入門―環境と調和した食料生産をめざして』筑波書房、2017年。http://shop.ruralnet.or.jp/b_no=05_81190506/目次
    はしがき
    第1部 熱帯の環境と発展の可能性
    第1章 さまざまな熱帯環境(中西 康博)
    第2章 遺伝資源を理解する(入江 憲治)
    第3章 アフリカの食料問題─開発の余地あり・孤児作物─(志和地 弘信)
    第4章 熱帯園芸作物の食品としての機能性について(弦間 洋)
    第5章 96億人を養うために─熱帯作物育種の役割─(パチャキル バビル)
    第6章 組織培養が果たす役割─途上国での事例,そして今後の展望 ─(真田 篤史)
    第7章 熱帯作物を病気から守れ! ─始まった植物医科学への展開─(夏秋 啓子)
    第8章 畜産業が環境に与えるインパクト(入江 満美)
    第9章 農業開発をめぐる野生動物との軋轢と共存(足達 太郎)
    第2部 熱帯農業の発展手法を考える
    第10章 途上国の貧困問題と開発経済学(高根 務)
    第11章 農産物流通の働きと国際協力(板垣 啓四郎)
    第12章 成長するアフリカ,取り残されるアフリカの農村─ガーナ北部の農村を事例として─(中曽根 勝重)
    第13章 地域農業開発の規定要因─実態把握へのアプローチ─(三簾 久夫)
    第14章 熱帯天水農業地域の農業経営(山田 隆一)
    第15章 太平洋島嶼地域における伝統的村落社会と人々の生活─サモア独立国を事例に─(飯森 文平)
    第16章 開発にさらされる西パプア(小塩 海平)
    第17章 農業分野における新たな担い手としての障害者(杉原 たまえ)
    おわりに
  • 小馬徹『「統治者なき社会」と統治―キプシギス民族の近代と前近代を中心に』神奈川大学出版会、2017年。
  • 緒方しらべ『アフリカ美術の人類学─ナイジェリアで生きるアーティストとアートのありかた』清水弘文堂書房、2017年。
    出版社HP: http://www.shimizukobundo.com/book/978-4-87950-627-6/

【論文】

  • Shinya KONAKA & SUN, Xiaogang (eds) 2017. Localization of Humanitarian Assistance Frameworks for East African Pastoralists. African Study Monographs.
    Supplementary Issue 53.
    https://repository.kulib.kyoto-u.ac.jp/dspace/handle/2433/218905
  • 井田暁子「沈黙と言葉─西アフリカの小児科病棟におけるすれ違いとオープンダイアローグへの考察」『N: ナラティヴとケア』 第8号、2017年、pp.77-83。

2016年

【著書】

  • 大石高典『民族境界の歴史生態学―カメルーンに生きる農耕民と狩猟採集民』京都大学学術出版会、2016年。
    出版社HP: http://www.kyoto-up.or.jp/book.php?id=2110
  • 大野政義『アフリカ農村開発と人材育成─ザンビアにおける技術協力プロジェクトから』創成社新書57、2016年。
    https://www.books-sosei.com/book/50609.html
  • 宮内洋平『ネオアパルトヘイト都市の空間統治―南アフリカの民間都市再開発と移民社会』明石書店、2016年。
    出版社HP: http://www.akashi.co.jp/book/b244434.html
  • Dawit Alemu,Yoshiaki Nishikawa,Kiyoshi Shiratori,and Taku Seo (eds.) Farmer Research Groups: Institutionalizing Participatory Agricultural Research in Ethiopia, UK: Practical Action Publishing, 2016.Contents
    1. Introduction: institutionalizing participatory approaches in Ethiopia’s agricultural research system (Kiyoshi Shiratori and Dawit Alemu)
    Part I The Need for Farmer Research Groups in Ethiopia
    2. Overview of Farmer Research Group-based participatory research in Ethiopia (Dawit Alemu and Kiyoshi Shiratori)
    3. FRG-based approach implementation processes: guidelines, training and research (Taku Seo)
    Part II Experiences of Farmer Research Groups
    4. Engaging farmers in technology evaluation and promotion: Farmer Research Groups on common beans in the Central Rift Valley, Ethiopia (Endeshaw Habte, Kidane Tumsa, Berhanu Amsalu Fenta, and Abiy Tilahun)
    5. Lowering teff seeding rate using a seed spreader via the participatory approach in South Ethiopia (Fanuel Laekemariam, Gifole Gidago and Wondemeneh Taye)
    6. Participatory evaluation of selected fish processing and preservation technologies: the case of Lake Tana, Ethiopia (Shewit Gebremedhin, Markos Budusa, Adamu Yimer, Minwyelet Mingist, Dereje Tewabe and Zurihun Nigussie)
    7. Participatory evaluation of farmer-saved and purified seed for improved agronomic performance: wheat, South eastern Tigray (Alem G/tsadik, Kelali Haftu, Yoshiaki Nishikawa, Ibrahim Fitiwy and Taku Seo)
    8. Improved dairy production and changing gender roles: experience of smallholder FRGs in Melkassa, Central Rift Valley (Bedru Beshir)
    9. Farmers’ perceived benefits of FRG-based research: the case of selected FRG-based research activities (Shingo Takeda)
    Part III Institutionalizing Farmer Research Groups in Ethiopia
    10. The participatory approach and FRG: the institutionalization process within the Ethiopian agricultural research system (Dawit Alemu and Kiyoshi Shiratori)
    11. The challenges of FRG-based research: attitudes, capacity and institutional arrangements (Dawit Alemu, Taku Seo, Terutaka Niide, Shingo Takeda, Kiyoshi Shiratori and Yoshiaki Nishikawa)
    12. Applying the FRG approach in agricultural extension: lessons from the Farmers Research and Extension Group approach (Belay Kassa and Dawit Alemu)
    Part IV Conclusion
    13. Conclusion: Recommendations for strengthening the responsiveness of agricultural research systems (Dawit Alemu, Kiyoshi Shiratori, Taku Seo, and Yoshiaki Nishikawa)
  • 落合雄彦編著『アフリカの女性とリプロダクション─国際社会の開発言説をたおやかに超えて』晃洋書房、2016年。※目次
    第1章 グローバルな廃絶言説はいかにして草の根に届いたのか?─エチオピア西南部クシ系農牧民ホールにおける女性性器切除(宮脇幸生)
    第2章 シエラレオネの女性性器切除とブンドゥー結社─「サティアの物語」を読む(落合雄彦)
    第3章 スルメレイが手に入れた選択肢─ケニア・サンブル女性のライフコースの変容(中村香子)
    第4章 性と出産、産婆の呪術的役割─ケニア・ルオ社会の事例から(椎野若菜)
    第5章 コメディカル化の限界─ナイジェリア・ラゴスの助産医療への行政介入をめぐって(近藤英俊)
    第6章 タンザニアにおける病院出産の現状と課題(藤田和佳子)
    第7章 アフリカにおけるジェンダー視点にもとづく権利アプローチを通じたHIV/エイズ予防への取り組み─ステッピング・ストーンズ研修の成果と可能性(三輪敦子)
    第8章 アフリカの産科フィスチュラ問題を鳥瞰する─先行研究の渉猟と整理(落合雄彦)
    第9章 アフリカの産科フィスチュラ問題を虫瞰する─リベリアのフィスチュラ・サバイバーたちの体験より(金田知子)

【論文】

  • Shimada, Go, “Inside the Black Box of Japan’s Institution for Industrial Policy: An Institutional Analysis of Development Bank, Private Sector and Labour,” in Noman, Akbar and Joseph Stiglitz, eds. Efficiency, Finance and Varieties of Industrial Policy, New York: Columbia University Press, 2016.
    (コロンビア大学出版会のHP)
    https://cup.columbia.edu/book/efficiency-finance-and-varieties-of-industrial-policy/9780231180504
  • Ochiai, Takehiko, “The Bifurcated Development of Land Policy in Sierra Leone,” Asian Journal of African Studies, Vol.40, 2016, pp.135-172.

2015年

【著書】

  • 鈴木裕之・川瀬慈編著『アフリカン・ポップス!文化人類学からみる魅惑の音楽世界』 明石書店、2015年。
    出版社HP: http://www.akashi.co.jp/book/b195507.html
  • Takada, A. Narratives on San ethnicity: The cultural and ecological foundations of lifeworld among the !Xun of north-central Namibia, Kyoto and Melbourne: Kyoto University Press & Trans Pacific Press, 2015.※出版社HP
    京都大学学術出版会 http://www.kyoto-up.or.jp/book.php?id=2034Trans
    Pacific Press http://www.transpacificpress.com/item.mibiznez?id=199
  • 武内進一編著『アフリカ土地政策史』アジア経済研究所、2015年※目次
    序章 アフリカにおける土地と国家―その歴史的概観(武内進一)
    第1章 ケニアにおける土地政策―植民地期から2012年の土地関連新法制定まで(津田みわ)
    第2章 ザンビアの領土形成と土地問題の変遷(大山修一)
    第3章 シエラレオネにおける土地政策の分枝国家的な展開(落合雄彦)
    第4章 タンザニアにおける土地政策の変遷―慣習的な土地権に着目して(池野旬)
    第5章 コートジボワール農村部に適用される土地政策の変遷―植民地創設から今日まで(佐藤章)
    第6章 コンゴ民主共和国、ルワンダ、ブルンジの土地政策史(武内進一)
    第7章 ソマリアにおける土地政策史と紛争―南部ソマリアを中心として(遠藤貢)
    第8章 エチオピアにおける土地政策の変遷からみる国家社会関係(児玉由佳)
    終章 アフリカの国家建設と土地政策(武内進一)
  • 伊藤千尋『都市と農村を架ける─ザンビア農村社会の変容と人びとの流動性』新泉社、2015年。
    出版社HP:http://www.shinsensha.com/detail_html/04shakai/1502-2.html
  • 小川了『第一次大戦と西アフリカ──フランスに命を捧げた黒人部隊「セネガル歩兵」』刀水書房、2015年。
  • 大門碧『ショー・パフォーマンスが立ち上がる―現代アフリカの若者たちがむすぶ社会関係』春風社、2015年。
    ※関連ホームページ
    出版社HP http://shumpu.com/archives/8205
    京都大学HP http://jambo.africa.kyoto-u.ac.jp/book/073.html
    NPO法人アフリック・アフリカHP http://afric-africa.vis.ne.jp/books/books082.htm
  • 新山智基編『アフリカの病・医療・障害の現場から―アフリカセミナー『目の前のアフリカ』 での活動を通じて』(生存学研究センター報告23)、2015年。※目次
    報告書刊行によせて第1部 開催報告 アフリカセミナー『目の前のアフリカ』開催報告
    第1回 もうひとつの使い捨て文化:古着のゆくえ/日本の若者はなぜアフリカを目指すのか?
    第2回 病と共にあるつながり:エイズ・人権・社会運動
    第3回 個人の生と歴史の脈絡:『ルムンバの叫び』上映会
    第4回 アフリカ文学の彩り:Black, White & Others
    第5回 アフリカの大地から日本の大地へ:ブルキナファソ Kaba-ko 演奏
    第6回 身体に宿る共同性:視覚・聴覚障害者の身振りとリズム
    第7回 モザンビークに向けられる関心:日本向け食料・エネルギー供給地としての期待?
    第8回 誰のための公衆衛生か?
    第9回 越境する障害者/村を創るハンセン病者
    第10回 紛争後社会の和解政策を再考する ポストアパルトヘイト後の南アフリカを中心に第2部 報告・レポート アフリカの「病・医療・障害」
    「同じ世界を生きぬこうとする人々とつながる―アフリカに関わる取り組みと生存学のクロスオーバーから」(斉藤龍一郎)
    「故郷に出会うまで―ザンビアのハンセン病回復者のライフストーリー」(姜 明江)
    「アフリカ医療・感染症レポート―三大感染症・顧みられない熱帯病・エボラ出血熱を知る」(新山智基)第3部 論文
    「ナイジェリアのプライマリー・ヘルス・ケア対策に潜む特有の政治的問題」(マリー・ラスト、訳:近藤 宏)
    「アフリカの都市に暮らす障害者の生計とケア―カメルーン共和国の首都ヤウンデを例に」(戸田美佳子)
    あとがきにかえて(小川さやか) 基本資料
    【資料1】アフリカ各国の基本情報
    【資料2】アフリカ各国の保健・医療に関する基本情報*ご希望の方は生存学研究センターにご連絡ください。送料実費でお送りできます。連絡先は以下です。
      生存学研究センター事務局 E-mail: ars-vive[at]st.ritsumei.ac.jp
      TEL: 075-465-8475 内線: 2393(9:00~17:30) FAX: 075-465-8342
      〒603-8577 京都市北区等持院北町56-1 立命館大学

【論文】

【その他】

2014年

【著書】

  • Tonegawa, Yoshiko, Analysis of the Relationships Between Local Development NGOs and the Communities in Ethiopia: the Case of the Basic Education Sub-sector, Osaka: Union Press, 2014.
    ※Contents
    CHAPTER 1 Introduction
    CHAPTER 2 Review of Development Non-governmental Organizations
    CHAPTER 3 Local Development NGOs in the Context of Ethiopia
    CHAPTER 4 Research Methodology
    CHAPTER 5 Results and Analysis: Relationships Between Local Development NGOs and the Communities in Ethiopia
    CHAPTER 6 Conclusion
    http://www.union-services.com/
  • Ohta, Itaru, Shuichi Oyama, Toru Sagawa and Shinichiro Ichino eds., Conflict Resolution and Coexistence: Realizing African Potentials, African Study Monographs, Supplementary Issue 50, 2014.
    ※この論文集は次のウェブからダウンロードが可能です。http://jambo.africa.kyoto-u.ac.jp/asm/suppl/asm_s50.html
  • 新山智基『顧みられない熱帯病と国際協力―ブルーリ潰瘍支援における小規模NGOのアプローチ』学文社、2014年。http://www.arsvi.com/b2010/1409nt.htm
  • Fukunishi, Takahiro and Tatsufumi Yamagata eds., The Garment Industry in Low-income Countries: An Entry Point of Industrialization, Basingstoke: Palgrave McMillan, 2014.
    ※Contents:
    1. Introduction: The Dynamism of Garment Industry in Low-income Countries/ Takahiro Fukunishi and Tatsufumi Yamagata
    2. Cambodia: Growth with Better Working Conditions/ Yoko Asuyama and Seiha Neou
    3. Bangladesh: Market Force Supersedes Control / Mohammad Yunus and Tatsufumi Yamagata
    4. Vietnam: Upgrading from the Export to the Domestic Market/ Kenta Goto
    5. Pakistan: Challenges for Women’s Labor Force Participation/ Momoe Makino
    6. Myanmar: Promised Growth with Restored Market Access?/ Toshihiro Kudo
    7. Madagascar: Unyielding Growth amid the Political Turmoil/ Takahiro Fukunishi and Herinjatovo Aime Ramiarison
    8. Kenya: Stagnation in the Liberalized Markets/ Takahiro Fukunishi
    9. Cross-Country Comparison of Firm Performance: Bangladesh, Cambodia, and Madagascar/ Takahiro Fukunishi
  • Fukunishi, Takahiro ed., Delivering Sustainable Growth in Africa: African Farmers and Firms in a Changing World, Basingstoke: Palgrave McMillan, 2014.
    ※Contents:
    1. Introduction: African Farmers and Firms in a Changing World/ Takahiro Fukunishi
    2. The Governance of Global Value Chains, Upgrading Processes and Agricultural Producers in Sub-Saharan Africa/ Jodie Keane
    3. The Fresh Pineapple Export Industry in Ghana: The Role of Smallholders in the High-Value Horticultural Supply Chain/ Aya Suzuki
    4. The Beer Industry and Contract Farming in Uganda/ Akio Nishiura
    5. The Export-Oriented Garment Industry in Madagascar: Implications of Foreign Direct Investment for the Local Economy/ Takahiro Fukunishi and Herinjatovo Aime Ramiarison
    6. Local Construction Enterprises in Transition: Empirical Evidence from Burkina Faso (2004-2010)/ Tomomi Tokuori
  • 關野伸之『だれのための海洋保護区か―西アフリカの水産資源保護の現場から』新泉社、2014年。http://www.shinsensha.com/detail_html/04shakai/1409-2.html
  • Takeuchi, Shinichi, ed. Confronting Land and Property Problems for Peace, Oxon: Routledge, 2014.
    ※Contents: 1. Introduction: land and property problems in peacebuilding, Shinichi Takeuchi / 2. The land question, internal conflicts and international statebuilding in South Sudan, Nadarajah Shanmugaratnam / 3. Land disputes in the Acholi sub-region in Uganda: from displacement to dispossession, Fumihiko Saito and Christopher Burke / 4. Land tenure security in post-conflict Rwanda, Shinichi Takeuchi and Jean Marara / 5. Dealing with land problems in post-conflict Burundi, Sylvestre Ndayirukiye and Shinichi Takeuchi / 6. Property rights in the statebuilding of Bosnia and Herzegovina, Mari Katayanagi / 7. Colombian land problems, armed conflict and the state, Noriko Hataya, Sergio Coronado, Flor Edilma Osorio and Nicola´s Vargas / 8. Land problems in Cambodia: the historical influence of conflict, Ryutaro Murotani / 9. Land, state and community reconstruction: Timor-Leste in search of a sustainable peace, Antero Benedito da Silva and Kiyoko Furusawa / 10. Conclusion: confronting land and property problems for peace, Shinichi Takeuchi, Mari Katayanagi and Ryutaro Murotani
  • 日本アフリカ学会編『アフリカ学事典』昭和堂、2014年。
  • 園部裕子『フランスの西アフリカ出身移住女性の日常的実践―社会・文化的仲介による「自立」と「連帯」の位相』明石書店、2014年。http://www.akashi.co.jp/book/b166020.html
  • Tanaka, Jiro, The Bushmen: A Half-Century Chronicle of Transformations in Hunter-Gatherer Life and Ecology, Melbourne: Trans Pacific Press, Kyoto: Kyoto University Press, 2014.
    ※本書は2013年末にオーストラリアで印刷され、本年4月に日本に届きました。京都大学学術出版会を通じて購入することができます。本体価格3600円+税(定価3888円)です。
  • 三成美保・姫岡とし子・小浜正子編『歴史を読み替える―ジェンダーから見た世界史』大月書店、2014年。
    ※本書には、アフリカ史も含まれています。この本を補完するために公開されているのが以下のホームページです。ジェンダー史の研究者10名による情報満載のホームページです。アフリカ関係は富永智津子(会員)が担当しています。年表、エッセイのほか、特論では、過去の論文の翻訳も掲載しています。http://ch-gender.sakura.ne.jp/wp/
  • 落合雄彦編『アフリカ・ドラッグ考―交錯する生産・取引・乱用・文化・統制』晃洋書房、2014年。
    ※【目次】第1章:西アフリカの国際ドラッグ取引(スティーブン・エリス〔原口武彦・落合雄彦訳〕)/第2章:文化の構成要素としてのドラッグ―アビジャンのストリート文化における大麻(鈴木裕之)/第3章:紛争後のリベリアにおけるドラッグ使用(金田知子)/第4章:南アフリカのドラッグ乱用問題と社会の反応(佐藤千鶴子)、第5章:エチオピアにおけるチャット文化(山本雄大)/第6章:ケニア中央高地のミラー―イゲンベ地方における嗜好品産業の動員力(石田慎一郎)/第7章:アフリカにおける薬剤の流通と副作用―ガーナ南部のカカオ農村地帯を事例として(浜田明範)/第8章:国際ドラッグ統制システムの100年(落合雄彦)
  • 塚田健一『アフリカ音楽学の挑戦―伝統と変容の音楽民族誌』世界思想社、2014年。

【論文】

  • 小峯茂嗣「ジェノサイドから20年のルワンダ」『AFRICA』第54巻第2号、2014年、pp.30-35。
  • 武内進一「中央アフリカにおける国家の崩壊」『アフリカレポート』No.52、2014年、pp.24-33。http://www.ide.go.jp/Japanese/Publish/Periodicals/Africa/2014_06.html
  • Wakasa, Motomichi, “A sketch grammar of Wolaytta,” Nilo-Ethiopian Studies, 19, 2014, pp.31-44.

2013年

【論文】

  • Ida, Akiko “L’enfant hospitalisé en Afrique de l’Ouest: douleurs, soins, silences et sentiments”, Revue Corps, n°11, 2013, Paris, CNRS Editions.
  • 古澤嘉朗「国家建設と非国家主体-ケニアのコミュニティ宣言が示唆する国家像」、『国際政治』第174号、2013年、pp.41-53。 https://www.jstage.jst.go.jp/article/kokusaiseiji/2013/174/2013_174_41/_pdf
  • 福西隆弘「開発政策としての優遇アクセスの成果と課題─マダガスカルに対する経済制裁を例に」、『アフリカレポート』(アジア経済研究所)No.51、2013年、pp.55-62。http://d-arch.ide.go.jp/idedp/ZAF/ZAF201300_103.pdf
  • 安田章人『護るために殺す?─アフリカにおけるスポーツハンティングと地域社会の「持続可能性」』勁草書房、2013年。http://www.keisoshobo.co.jp/book/b107562.html
  • 若狭基道「ウォライタ語の引用句を含む文の統語構造」『言語研究』143、2013年、pp. 69-80(英題:“Syntactic structure of Wolaytta sentences involving reported speech”)。http://www3.nacos.com/lsj/modules/documents/LSJpapers/journals/143_wakasa.pdf
  • 若狭基道「ウォライタの謎々に関するテキスト」『アジア・アフリカ言語文化研究』86、2013年、pp. 115-144(英題:“Texts on Wolaytta riddles”)。
  • 若狭基道「ウォライタ語の引用句の性格」『東京大学言語学論集』34、2013年、pp.185-198(英題:“Nature of quotations in the Wolaytta language”)。http://repository.dl.itc.u-tokyo.ac.jp/dspace/handle/2261/55577

【その他】

2012年

【論文】

  • 井田暁子「小児癌と死期の告知をめぐる行き違い」『N: ナラティヴとケア』 第3号、2012年、pp.70-75。