関東支部:2020年度 第7回例会
日時:2021年2月18日(木)17:40~19:10
場所:Zoomによるオンライン開催
タイトル:「人道的軍備管理」における人種主義:Black Lives Matter運動後の開発・人道支援と軍備管理
講演者:榎本 珠良 氏(明治大学研究・知財戦略機構 特任教授)
要旨:2020年の新型コロナウイルス感染症問題とBlack Lives Matter運動を契機に、開発・人道支援に潜む人種主義や差別に向き合おうとする議論や、援助の「現地化」や「脱植民地化」を求める動きが広まりつつあります。開発・人道支援をめぐる政策、概念、実践についての問題提起がなされ、関連セクターにおける人種主義的・差別的な構造が批判され、国連やNGOなどの組織や個人に対する告発や改善要請も相次いでいます。本例会では、こうした動向を概観したうえで、開発・人道支援と政策領域やアクターが重複している「人道的軍備管理」分野における人種主義問題をとりあげます。そして、この分野において人種主義的・差別的な政策や行為を可能にしてきた構造や制度を分析します。
使用言語:日本語
参加費:無料
事前申込:必要。申込締め切り2021年2月16日(火)。定員300名。定員になり次第締め切り。登録フォーム(https://forms.gle/jUvzewshnMbuqb9x8)、または本例会案内ページ(http://www.tufs.ac.jp/asc/news/210218ASCSeminar57.html)より事前にお申し込みください。
お問合せ:東京外国語大学現代アフリカ地域研究センター asc[a]tufs.ac.jp(送信の際には[a]を@に変更してください)
共催:東京外国語大学現代アフリカ地域研究センター(http://www.tufs.ac.jp/asc/)
Webサイト:
(日本語)http://www.tufs.ac.jp/asc/news/210218ASCSeminar57.html