ご挨拶
日本アフリカ学会第49回学術大会は、2012年5月26日(土)・27日(日)の日程で、大阪・千里の国立民族学博物館にて開催いたします。
今大会には、口頭発表93件、ポスター発表5件、それに3つのフォーラムの申し込みをいただきました。
また、大会記念シンポジウムとしては、モザンビーク内戦の終結に尽力され、内戦終結後は、民間に大量に残された武器を農具や自転車と交換してその回収を進め、さらに回収された武器を用いてアートの作品を作り出すというTAE「武器を農具に」のプロジェクトを進めてこられたモザンビーク聖公会のディニス・セングラーネ司教をお招きし、「アートと博物館は社会の再生に貢献しうるか?」のタイトルでディスカッションをおこなうことにしました。
国立民族学博物館では、3年前より本館展示の全面的刷新にとりかかり、2009年3月には、その先頭をきって新たなアフリカ展示を公開しております。アフリカの研究者たちと共同で作り上げた展示です。あわせてご高覧・ご批判いただければ幸いです。
皆さまのご参集をお待ち申し上げております。
2012年3月23日
大会実行委員長