理事会報告:2023年度日本アフリカ学会理事会(第1回)
日時: 2023年5月12日(金)15時00分~17時30分
場所: アジア経済研究所C23会議室 + Zoomを用いたオンライン会議
出席: 網中昭世、遠藤貢、大山修一、小川さやか、落合雄彦、栗本英世、佐藤章、武内進一、中村香子、平野(野元)美佐、牧野久美子、松田素二(議長)、山越言(書記)、米田信子
【報告事項】
1.第60回学術大会の準備状況
牧野大会実行委員長より、第60回学術大会の準備状況について報告があった。
2.会員数の動向
庶務担当理事より会員の動向について報告があった。
3.支部費支出報告
会計担当理事より、2022年度の各支部費支出について報告があった。
4.日本学術振興会賞・育志賞の推薦
庶務担当理事より、日本学術振興会賞について評議員から推薦がなかったこと、育志賞については、現在募集期間中であることが報告された。
5.2024年度以降の学術大会の開催地と日程
庶務担当理事より、2024年度(第61回)の学術大会が、大阪大学大学院人文学研究科外国学専攻・外国語学部スワヒリ語研究室の主管で、竹村景子会員を大会実行委員長として、2024 年 5 月 18 日(土)、19日(日) に大阪大学箕面キャンパスにて開催される予定であるとの報告があった。
【審議事項】
1.2022年度事業報告
庶務担当理事より、2022年度の事業報告がおこなわれ、承認された。
2.2022年度決算
会計担当理事より、2022年度決算案が示され、承認された。
3.2023年度事業計画
編集、渉外、国際交流、ネットワーク各担当理事より2023年度事業計画案が説明され、承認された。
a) 編集
・編集委員会の構成
・103号・104号の刊行
・101号のオンライン公開
・投稿規定の改定(別刷に関して)
・オンライン投稿システムの導入準備(予算逼迫の関係で導入時期は未定)
・オンライン公開の時期を紙媒体と同時とするかどうかの検討
b) 渉外
・地域研究学会連絡協議会(JCASA)の総会への参加
・地域研究コンソーシアムへの出席・情報共有
・共催・後援依頼への対応
・日本熱帯生態学会との協力
c) 国際交流
・海外研究報告助成(若手会員対象)と国際交流促進(国内旅費)支援の実施
・海外研究報告助成の助成上限額を2023年度に限り25万円とする
・国際交流促進支援については制度の見直しを検討
・国外のアフリカ学会や関連学会との交流事業の維持発展
d) ネットワーク
・学会ウェブページと学会メーリングリストの維持管理
・サーバー保守管理業務の外部委託について検討
4.2023年度予算案
会計担当理事より、2023年度予算案について説明があり、承認された。
5. 第35回日本アフリカ学会奨励賞
研究奨励賞選考委員会(委員長:元木淳子、委員:慶田勝彦、杉木明子、藤田志歩)から推薦のあった下記の2会員を受賞者とすることが了承された。
・小野田風子会員『不透明の彼方の作家ケジラハビ』大阪大学出版会、2022年。
・仲尾友貴恵会員『不揃いな身体でアフリカを生きる:障害と物乞いの都市エスノグラフィ』世界思想社、2022年。
6.会則の改正について
副会長より、役員選出に関する総会の位置づけの明確化のため、会則第17条と20条の改正案の提示と説明があり、承認された。
7.新入会員の申請
5月10日のメール審議が完了した以降には新規の申請はないことを確認した。