日本アフリカ学会第57回学術大会

前夜特別企画（公開）

新しいアフリカ言語研究の夕べ

日時

2020年5月22日（金曜日）18:30～20:00

場所

東京外国語大学研究講義棟1階113号室

趣旨

　アフリカの諸言語の研究は、世界の言語の多様性と普遍性の理解を飛躍的に拡大してきました。そして、日本におけるアフリカ言語学の研究もそこに大きく貢献してきました。近年、この研究領域は、さまざまな点で目覚ましい発展を見せています。研究手法の考案にも、調査対象の拡大にも、国際共同研究の促進にも、これまでになかった新しい展開が認められます。
　今回の催しでは、日本におけるアフリカ言語学の新しい研究潮流から、次の3つのトピックを取り上げて、最先端の研究の一部を皆さんに紹介します。

1. 言語音の限界に挑む：コイサン地域音韻類型論
2. 研究領域の拡張：アフリカの手話言語のフィールドワーク
3. 国際研究ネットワーク：新しいバントゥ諸語研究

パネリスト

• 　亀井伸孝 (愛知県立大学) 文化人類学・手話研究
• 　中川裕 (東京外国語大学) 言語学・コイサン諸語
• 　森壮也 (アジア経済研究所) 開発経済学・手話研究
• 　米田信子 (大阪大学) 言語学・バントゥ諸語

（日本語と日本手話の間の通訳が付きます）