日本アフリカ学会 -Japan Association For African Studies- 日本アフリカ学会 -Japan Association For African Studies-
english home
学会案内 学術大会 学術雑誌(アフリカ研究) 支部活動 研究会情報 論文著書 研究奨励賞 リンク
トップ>学会案内>理事会報告
支部活動

◆理事会報告

■2019年度日本アフリカ学会理事会(第1回)

日時:2019年5月17日(金)15時00分~18時00分
場所:京都大学稲盛財団記念館3階318
出席:太田至(議長),岩田拓夫, 佐藤千鶴子,杉山祐子,高田明(書記),中村美知夫, 平野(野元)美佐,山田肖子,松田素二
欠席:岩井雪乃,重田眞義,島田周平,末原達郎,高橋基樹,武内進一

【報告事項】
1.第56回学術大会の準備状況
・平野庶務担当理事より,大会の準備状況,参加や発表の申し込み状況について報告があった。
・大会事務局の澤田昌人会員から,今後の大会開催・運営について提言があった。

2.会員数の動向
・平野庶務担当理事より,会員数の最新の動向について報告があった。

3.日本学術振興会賞・育志賞の推薦
・平野庶務担当理事より,いずれも推薦がなかったことについて,報告があった。

4.2020 年度学術大会の開催地と日程
・来年度の学術大会は,東京外国語大学現代アフリカ地域研究センターにて2020年5月23日,24日に開催予定。

5.過去の研究奨励賞の講評のWEB公開
・平野庶務担当理事より,過去の研究奨励賞の講評(入手可能なものすべて)をWEB公開したことについて,報告があった。

6.入会申込フォームの英語版について
・平野庶務担当理事より,入会申込フォームの英語版の準備状況について,報告があった。

7. 国立大学教育研究評価委員会専門委員等候補者の推薦について
・平野庶務担当理事より,太田至会長,高橋基樹理事を推薦したことについて,報告があった。

8.TICAD7パートナー事業について
・平野庶務担当理事より,庶務費からTICAD7パートナー事業に支援を行うことについて,報告があった。

9. その他
・平野庶務担当理事より,大会申込のウェブ化で欠席者の委任状の減少が危惧されたが,実際には多くの委任状(148通)が届いたことが報告された。

【審議事項】
1.2018 年度事業報告
・平野・高田庶務担当理事より,以下について,報告があった。
・『アフリカ研究』について,第93,94号を刊行した。学会ウェブサイトには本文は92号まで,目次は94号まで公開した。
・庶務費からTICAD7パートナー事業に支援を行う。
・若手海外研究報告助成制度による派遣を行った。

2.2018 年度決算
・佐藤会計担当理事より決算案が提示され,承認された。

3.2019 年度事業計画
各担当理事より以下の事業計画の説明があり,いずれも承認された。
a)編集
・『アフリカ研究』第95号,96号の刊行。
・編集委員の追加。
・投稿数の増加に向けた施策(個人投稿,特集,書評,新刊紹介など)。
b)渉外
・JCASA(地域研究学会連絡協議会)の事務局として,総会を開催する。その後,事務局は日本オセアニア学会に引き継ぐ。
c)国際
・若手海外研究報告助成制度の活動の継続。
・AEGISアフィリエイト制度の廃止に伴う国際的ネットワークの新たな展開。
・国際交流促進(国内旅費)支援制度(仮称)の準備:支援対象や選考過程について意見交換が行われた。この制度については学会ウェブサイトに載せる。
d)ネットワーク
・学会ウェブサイトをスマホ対応にすることを検討する。
・学会ウェブサイトの充実と学会メーリング・リストの活性化。

4.2019 年度予算案
・佐藤会計担当理事より,2019年度予算案が提示され,修正案が出されたのち承認された。

5.土倉事務所との契約書の再作成について
・太田会長より,土倉事務所との契約書の内容と再作成の方針について説明があり,意見交換があった。

6.第31回日本アフリカ学会研究奨励賞 ・研究奨励賞選考委員会(委員長: 竹沢尚一郎,委員: 伊藤千尋,金子守恵,福西隆弘,目黒紀夫)から推薦のあった下記の1会員を受賞者とすることが了承された。
・橋本栄莉会員『エ・クウォス:南スーダン・ヌエル社会における予言と受難の民族誌 』(単著、九州大学出版会),2018 年 審査結果の概要・講評は『アフリカ研究』および学会HPに掲載予定である。

7.研究奨励賞の審査委員の選び方について
・高田庶務担当理事より,研究奨励賞の審査委員の選び方(例:応募者とどの程度まで「近い」人を審査委員として認めるか)について,また審査方法について問題提起があった。

8.支部長を評議員になってもらうことと任期のルールについて
・太田会長から,以下の提案があり,承認された:役員の任期に関する規則上,評議員になれない支部長には評議員会へオブザーバー参加を認めることを評議員会に提案する。

9.支部長交代に伴う評議員の交代について
・太田会長から,中国・四国支部長が田川玄会員から内藤直樹会員に交代することに伴って,内藤会員の評議員会へのオブザーバー参加を認めることが諮られ,承認された。

10.学術大会における代読について
・平野庶務担当理事より,第56回学術大会で発表予定であった会員が体調不良のため、代読による発表が認められたことについて報告があった。今後の代読については,ケース・バイ・ケースで対応する。

11.2019 年度支部活動活性化支援事業について
・平野庶務担当理事より,支部活動活性化支援事業について、本年度も7月末と12月末を締め切りとして,募集を行うことなどが提案され,その手続きも合わせて承認された。

12.2021年度学術大会の開催地と日程
・2021年度学術大会の開催地について,議論を行った。

13.新入会員の申請について
・平野庶務担当理事より,理事会の直前に届いた新入会員の申請について報告があり,全員承認された。


■2018年度日本アフリカ学会理事会(第2回)

日時:2019年3月31日(日)13時30分~17時45分
場所:京都大学稲盛財団記念館3階318室
出席:太田至(議長),佐藤千鶴子,重田眞義,末原達郎,杉山祐子,高田明(書記),高橋基樹,武内進一,中村美知夫,山田肖子
欠席:岩井雪乃,岩田拓夫,島田周平,平野(野元)美佐,松田素二

【審議事項】
1.2018年度事業報告
a)編集
・学会誌『アフリカ研究』の2018年度の編集状況が報告された。No.93と94が刊行済みであり、No.95を2019年4月に刊行予定である。
・投稿・査読手順の見直しをおこなったことについて報告があった。
・『アフリカ研究』の投稿をいかにして増加させるかについて、意見交換(総説を増やすなど)が行われた。
b)渉外
・本学会が2018-2019年度に事務局をつとめる地域研究学会連絡協議会(JCASA)の活動について報告があった。
・日本学術会議地域研究委員会の地域研究基盤強化分科会(西崎文子委員長)のもとで、地域研究の体制強化を訴える提言を準備中であることが報告された。
c)国際交流
・若手海外渡航助成制度の規定の修正について提案があった(議題5)。
・国内のアフリカ人留学生および日韓(と欧州・他のアジア諸国)のアフリカ研究者の交流について報告があった。
・AEGISアフィリエイト会員機関制度の廃止について報告があった。
d)ネットワーク ・2016年度の学会HPおよびMLの運用状況が報告された。
・土倉事務所におけるHP情報掲載の仕方(HPに書いてある)がわかりにくいという意見があったことが報告され、それへの対応策について意見交換を行った。

2.2018年度決算見通し
・2018年度暫定決算案が承認された。
・学会の予算規模に照らして予備費が多いため、会員に有効な形で予備費を減らすことを意図して積極的な財政を組んでいたが、学術大会支援費の全額が返納されたなどの理由により、結果的には昨年度以上に繰越金が増えたことが確認された。

3.2019年度暫定予算案
・2019年度暫定予算案が承認された。
・暫定予算は前年同様、会員に有効な形で予備費を減らすことを意図して積極的な財政を組んでいるため、現時点では大幅な赤字予算となっていることが確認された。
・学術大会支援費とその返納に関する方針(主催校の状況を考慮する、大会支援費の返納を前提とするような緊縮財政を組む必要はない、など)について意見交換のうえ確認された。
・予備費を減らし、積極的な財政案を組むことについて意見交換があった。国際交流事業として、新しく国際交流促進(国内旅費)支援制度を設けて周知することについて意見交換があった。
・支部活性化支援費と国際交流促進(国内旅費)支援制度など、日本アフリカ学会が行っている助成一覧について、学会HPなどを通じてもっと会員向けに広報を行う。

4.2018年度海外研究報告助成について
・2018年度9月末締切の応募について2名(井出上和代会員、大平和希子会員)、2019年2月末締切の応募について1名(入谷聡子会員)を海外に派遣するための助成を行ったことが報告された(後者の派遣予算は2019年度)。

5.若手研究者海外派遣費による「若手研究者に対する海外研究報告助成」規定の修正案について
・国際担当理事の提案どおりに(応募の締め切り時期と派遣対象とする海外の学術会議の開催時期について)修正が認められた。

6.2018年度支部活動活性化支援事業について
・2018年度は東北支部から要請があった1件「地域における実践と研究・教育の往還」について助成を行った。

7.支部費と支部活動活性化支援費の関連について
・通常の支部費と支部活動活性化支援費の関係について意見交換があった。支部活動の柔軟な運営を考慮し、通常の支部費を今後に利用する見通しがあれば、それとは別に支部活動活性化支援費を申請し、利用してもらって構わないこと、また、支部費が余ったからといって、必ずしも返還する必要はなく次年度に繰り越して使用してよいこと(ただし、一年に一回も活動しなかった場合や支出報告が提出されない場合には、支部費の返還を求められる場合があると定められている)を確認した。

8.評議員および理事選挙について
・2019年度に予定している選挙日程の確認および選挙管理委員会長の候補について意見交換を行った。太田会長から池谷和信会員に選挙管理委員会長を依頼することになった。
・理事及び評議員の任期が次回から2年間になった(今回までは3年間)ことについて、学術大会での総会および選挙のアナウンス時に周知することを確認した。

9.法人化について
・本学会の法人化について、法人化を進めることのメリット・デメリットなどに関する意見交換を行った。

10.学術大会の会場数について
・日本アフリカ学会学術大会の開催方法、とくに会場数について2008年度に学術大会検討小委員会が行った答申などの資料に基づいて、2020年度の開催校(東京外国語大学)の武内理事を含む理事会の参加者で意見交換を行った。

11.TICADサイドベントについて
・7月13日に開催するTICADサイドイベントを学会として後援することを承認した。
(・理事会開催後、TICADサイドイベント後援に掛かる費用(学生のアルバイト代等)を庶務費に追加することが稟議で承認された。)

【報告事項】
1.第56回学術大会の準備
・2019年5月18、19日に京都精華大学黎明館、友愛館で開催予定の第56回学術大会の準備状況が報告された。

2.支部活動報告
・2018年度の各支部の活動報告があった。

3.支部費支出報告
・2018年度の各支部の支出報告があった。

4.会員数の動向
・2019年3月18日現在の会員数は912名(うち一般会員859名)であることが報告された。

5.日本学術振興会賞の推薦について
・締め切りまでに推薦がなかったので、今年度の学会推薦は見送ることが報告された。

6.第31回日本アフリカ学会研究奨励賞
・第31回(2019年度)日本アフリカ学会研究奨励賞について、次の会員を選考委員として、検討作業を行ったことが報告された。
竹沢 尚一郎(選考委員長)、福西 隆弘、目黒 紀夫、金子 守恵、伊藤 千尋
・選考委員と被推薦者の所属機関への配慮について意見があった。
・選考委員会から推薦のあった橋本栄莉会員に第31回(2019年度)日本アフリカ学会研究奨励賞を授与することが承認された。

7.中国・四国支部の支部長交代について
・中国・四国支部では、来年度(2019年4月)から支部長を、田川玄会員(広島市立大学)から内藤直樹会員(徳島大学)に変更する旨、報告があった。

8. 2020年度学術大会の開催地と日程}
・2020 年度(第57回)学術大会は、東京外国語大学現代アフリカ研究センターにて2020年5月23日、24日に開催予定であることが報告された。

9.2018 年度の理事会においてメール審議によって承認した事項一覧
・2018年度にメール審議により以下の事項が理事会で承認されたことが報告された。
・入会希望者の承認(随時)
・日本アフリカ学会研究奨励賞内定者の承認(2018年4月)
・東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所および京都大学東南アジア地域研究研究所の「国際共同利用・共同研究拠点」認定申請のための要望書について(2018年6月)
・支部活動活性化経費の申請(東北支部)(2019年1月)
・第31回日本アフリカ学会研究奨励賞選考委員会の発足(2019年3月)


■2018年度日本アフリカ学会理事会(第1回)

日時:2018年5月25日(金)15時00分~18時00分
場所:北海道大学大学院保健科学研究院 医学部保健学科6階C604
出席:太田至,佐藤千鶴子,重田眞義,島田周平,末原達郎,杉山祐子,高田明,高橋基樹,武内進一,平野(野元)美佐,山田肖子
欠席:岩田拓夫,岩井雪乃,中村美知夫,松田素二

<報告事項>
1. 第55 回学術大会報告
山内太郎大会委員長・小松かおり大会事務局長より,大会の準備状況,参加や発表の申し込み状況について報告があった。

2. 会員数の動向
庶務担当理事より,会員数の最新の動向について報告があった。

3. 日本学術振興会賞・育志賞の推薦
庶務担当理事より,推薦がなかったことについて,報告があった。

4. 2019年度学術大会の開催地と日程
来年度の学術大会は,京都精華大学にて2019年5月18日,19日に開催予定。

<審議事項>
1. 平成29年度事業報告
庶務担当理事より,平成29年度事業について報告があり,承認された。

2. 平成29年度決算
会計担当理事より,決算案が提示され,承認された。

3. 平成30年度事業計画
各担当理事(ネットワーク担当理事に関しては庶務担当理事が代理)より以下の事業計画の説明があり,いずれも承認された。
a) 編集
・『アフリカ研究』第93号,94号の刊行。
・編集委員の追加。
・投稿手順の見直しと査読基準に関する覚書の策定。
・投稿数の増加に向けた施策。
b) 渉外
・JCASA(地域研究学会連絡協議会)の事務局長として,総会の開催とニューズレターの発行。
・アフリカ学会の地域横断的な活動やその広報に関するJCASAを通じた働きかけ。
・地域研究コンソーシアム(JCAS)の会合等に出席し,情報共有。
c) 国際交流
・海外研究報告助成制度による派遣(助成予定2名)。
・Africa-Europe Group for Interdisciplinary Studies (AEGIS)への参加を通じての学会(員)の国際化の推進。
d) ネットワーク
・学会ホームページの充実と学会メーリングの活性化。
・庶務担当理事とともに,入会申込・学術大会参加申込WEB化の検討,推進。

4. 平成30年度予算案
会計担当理事より,平成30年度予算案が提示され,承認された。

5. 第30回日本アフリカ学会研究奨励賞
研究奨励賞選考委員会(委員長:落合雄彦,委員:岩田拓夫,分藤大翼,村尾るみこ)から推薦のあった下記の2会員を受賞者とすることが庶務担当理事から提案され,承認された。
・緒方しらべ会員『アフリカ美術の人類学:ナイジェリアで生きるアーティストとアートのありかた』清水弘文堂書房,2017年.
・鈴木英明(Hideaki Suzuki)会員『Slave trade profiteers in the Western Indian Ocean: Suppression and resistance in the nineteenth century』Palgrave Macmillan,2017年.
審査結果の概要・講評は『アフリカ研究』および学会HPに掲載予定である。

6. 平成30年度支部活動活性化支援事業について
庶務担当理事より,今年度も支部活動活性化支援事業を募ることが提案され,その手続きも合わせて承認された。

7. 学術大会参加申込のWEB化について
庶務担当理事より,学術大会参加申込のWEB化の検討を進めていくことが提案され,承認された。

8. 学術大会発表申込と入会申込の期限(現行12月末)の変更
前回の理事会で審議された,翌年度に実施される学術大会で発表するための学会入会申込期限(現行12月末)と,その学術大会の発表申込期限を同日にする案は,大会事務局の手続きや理事会の承認期間などを加味し,1月15日に変更する案が庶務担当理事よりなされ,承認された。同日にすることでわかりやすくなり,会員の混乱がなくなることが期待される。

9. 退会(未納退会)・再入会のルール、会員の権利と会則の変更について
庶務担当理事より,現行の退会(未納退会)・再入会のルール,会員の権利について説明がなされた。さらに,会員の便宜のため,これらを会則に明記する提案があり,承認された。

10.入会手続きの簡便化,WEB化
ネットワーク担当理事と庶務担当理事より,学会の入会手続きをWEB上で行えるようにする提案があり,進めることが承認された。

11.役員の任期を3年から2年に短縮する案について
庶務担当理事より,役員の任期を3年から2年に短縮するという提案があり,承認された。

12.会則、評議員および理事選挙規定、「日本アフリカ学会研究奨励賞」に関する規定の改定について
庶務担当理事より,上記の審議事項9と11の内容も合わせ,会則・評議員および理事選挙規定・「日本アフリカ学会研究奨励賞」に関する規定の文言等の改定案について下記のとおり提案があり,承認された。
(下記は,2018年5月25日の理事会承認後, 評議員会ならびに総会での議論にもとづいて修正したものである)

会則の改定について
会則の改定1) 第4条(事業)(1)
(現在)
アフリカ大陸及びその周辺地域の研究及び調査。
(改定案)
アフリカ大陸及びその周辺地域の研究及び調査の促進

会則の改定2) 第4条(事業)(3)
(現在)
機関誌「アフリカ研究」
(改定案)
学会誌「アフリカ研究」

会則の改定3) 第7条(入会)1と3
(現在)
所定の申込書を提出し
(改定案)
所定の申込手続きを行い

会則の改定4) 第8条(機関誌の配布等)
(現在)
第8条(機関誌の配布等)
1. 正会員は本会の事業に参加し,機関誌「アフリカ研究」など学会刊行物の配布を受ける。
2. 賛助会員,団体会員は機関誌「アフリカ研究」など定期刊行物の配布を受ける。
(改定案)
第8条(会員の権利
1. 本会の会員は,次の権利を有する。
(1)学会誌「アフリカ研究」などの定期刊行物の配布を受けること。
(2)学会誌「アフリカ研究」に投稿すること。
(3)学術大会に出席し,本会の目的に則った研究発表をすること。
(4)総会での議決権を有し,総会に出席し,本会の事業および運営に関する意見を述べること。
(5)本会の評議員を選出し,評議員ならびに理事に選出されること。
(6)その他本会の事業に参加すること。
2. 賛助会員ならびに団体会員は,前項第2号から第6号に定める権利を有しない。
3. 会費を滞納したものは,完納するまで第1項第1号から第5号に定める権利を停止する。

会則の改定5) 第10条(退会) 
(現在)
会員で退会を希望するものは,退会届を提出しなければならない。
(改定案)
1. 会員で退会を希望するものは,退会届を会長に提出することにより,退会できる。
2. 会員で退会を希望するものは,退会する年度までの会費を完納しなければならない。

会則の改定6) 第11条(除名)
(現在)
(1)会費を滞納した場合。
(改定案)
(1) 会費を3年間滞納した場合。

会則の改定7)
(現在)
(なし。第12条(再入会)を新たに付け加える)
(改定案)
第12条(再入会)
1. 再入会を希望するものは,第7条に定める手続きを経て再入会できる。
2. 第11条(1)で除名になったものは,会費の滞納金を完納すれば除名を取り消すことができる。滞納金を完納しない場合,除名の次年度より5年間は再入会できない。
3. 除名後に5年以上経過したものが滞納金を支払わずに再入会する場合には,会費の滞納時に学会誌の送付を受けた1年分の滞納金を付加的に支払わなければならない。

会則の改定8)
(現在)
第12条(役員)
(改定案)
13条(役員)

会則の改定9)
(現在)
第13条(役員の選出)
1. 会長及び副会長は,理事の中から理事会において選出する。
2. 理事会は,評議員の中から別掲の選挙規定により選出する。
3. 監事は,正会員の中から総会において選出する。但し,評議員に選出された者を除く。
4. 評議員は,正会員の中から別掲の選挙規定により選出する。
(改定案)
14条(役員の選出)
1. 理事は,評議員の中から別掲の選挙規定により選出する。
2. 会長及び副会長は,選挙で選出された理事の中から,理事会において選出する。
3. 会長は理事会に諮ったうえで,理事および評議員を定数まで補充することができる。
4. 監事は,正会員の中から総会において選出する。但し,評議員に選出された者を除く。
5. 評議員は,正会員の中から別掲の選挙規定により選出する。

会則の改定10)
(現在)
第14条(役員の任期)
役員の任期は3年とする。役員の任期は連続二期を限度とする。
付則:評議員については,平成17年度~19年度をもって第一期目とする。
(改定案)
15条(役員の任期)
役員の任期は年とする。連続二期役員を務めた会員は,次の期の評議員選挙における被選挙権を有しない。
付則:評議員については,平成17年度~19年度をもって第一期目とする。

会則の改定11)
(現在)
第15条(役員の職務)
(改定案)
16条(役員の職務)

会則の改定12)
(現在)
第16条(役員の交代等)
(改定案)
17条(役員の交代等)

会則の改定13)
(現在)
第17条 削除
(改定案)
第17条 削除

会則の改定14) 付則
(現在)
この会則は,昭和63年4月1日より施行する。
この会則改訂は,平成7年4月1日より施行する。
会則改訂 平成9年6月1日
会則改訂 平成13年5月27日
会則改訂 平成20年5月24日
会則改訂 平成27年5月23日
(改定案)
この会則は,1988年4月1日より施行する。
この会則改定は,1995年4月1日より施行する。
会則改定 1997年6月1日
会則改定 2001年5月27日
会則改定 2008年5月24日
会則改定 2015年5月23日
会則改定 2018年5月26日(第15条の改定は2020年4月1日より施行する)

会則の改定以上。

評議員および理事選挙規定の改定について
評議員および理事選挙規定の改定1) 第1条(目的)
(現在)
本規定は,日本アフリカ学会会則第13条に基づき,評議員および理事の選挙について規定するものである。
(改定案)
本規定は,日本アフリカ学会会則第14条に基づき,評議員および理事の選挙について規定するものである。

評議員および理事選挙規定の改定2) 第3条(選挙権および被選挙権)
(現在)
選挙権および被選挙権を有する者は,正会員であって,会費を完納したものとする。但し,名誉会長および顧問は選挙権および被選挙権を有しない。
(改定案) 
選挙権および被選挙権を有する者は,正会員であって,会費を完納したものとする。但し,名誉会長および顧問は選挙権および被選挙権を有しない。
2. 連続二期役員を務めた会員は,次の期の評議員選挙における被選挙権を有しない。

評議員および理事選挙規定の改定3)
(現在)
第5条(選挙・補充)(2008年7月9日更新)
評議員は,会則第12条(4)に規定する定数のうち,選挙により32名以下を選出する。理事は,会則第12条(2)に規定する定数のうち,選挙により12名以下を選出する。なお,地域もしくは専門分野,ジェンダーを考慮し,新会長は新理事会に諮り,評議員および理事を定数まで補充することができる。
(改定案)
第5条(選挙・補充)(2008年7月9日更新)
評議員は,会則第13条(4)に規定する定数のうち,選挙により32名以下を選出する。理事は,会則第13条(2)に規定する定数のうち,選挙により12名以下を選出する。なお,地域もしくは専門分野,ジェンダーを考慮し,会長は理事会に諮り,評議員および理事を定数まで補充することができる。

評議員および理事選挙規定の改定4) 付則
(現在)
本規定は,昭和52年4月1日よりこれを実施する。
本規定改訂は,平成20年5月24日より実施する。
(改定案)
本規定は,1977年4月1日よりこれを実施する。
本規定改定は,2008年5月24日より実施する。
本規定改定は,2008年7月9日より実施する。
本規定改定は,2018年5月26日より実施する。
評議員および理事選挙規定の改定は以上。

「日本アフリカ学会研究奨励賞」に関する規定の改定について
「日本アフリカ学会研究奨励賞」に関する規定の改定1) 第3条(推薦)第2項(3)
(現在)
他の共著者から,奨励賞の候補とすることに対する同意書を添付する。
(改定案)
当該の著作を奨励賞の受賞候補とすることへの同意書を共著者全員から提出してもらい,それを添付する。

「日本アフリカ学会研究奨励賞」に関する規定の改定2) 付記
(改定案:以下を付加する)
7. 本規定は,2018年5月26日の総会において一部改正された。

「日本アフリカ学会研究奨励賞」に関する規定の改定は以上。

13.過去の日本アフリカ学会研究奨励賞の講評のWEB上での公開
過去すべての研究奨励賞の講評を学会HPで公開することについて(現在,講評が学会HP上で公開されているのは第29回(2017年度)のみ),庶務担当理事から提案があり,承認された。

14.平成31年度学術大会の開催地について
平成31年度学術大会の開催地について,議論を行った。


■2017年度日本アフリカ学会理事会(第2回)

日時:2018 年 3 月 31 日(土)13 時 30 分~17 時 30 分
場所:京都大学稲盛財団記念館 3 階 318 室
出席:岩井雪乃、太田至、重田眞義、末原達郎、高田明(書記)、高橋基樹、武内進一、中村美知夫、平野(野元)美佐、松田素二
欠席:岩田拓夫、佐藤千鶴子、島田周平、杉山祐子、山田肖子

<審議事項>
1.2017 年度事業報告
a)編集
・2017 年度の学会誌『アフリカ研究』の編集状況(No.91、92 刊行済み、No.93 を 2018 年 5 月 に刊行予定)が報告され、承認された。
・『アフリカ研究』の投稿・査読状況について、意見交換が行われた。
b)渉外
・JAAS が JCASA の事務局を 2018-2019 年度つとめることが報告された。
・日本学術会議地域研究委員会の地域研究委員会地域研究基盤強化分科会(西崎文子委員長)の下で、地域研究の体制強化を訴える文書を準備中であることが報告され、承認された。
c)国際交流
・2017 年度の国際交流事業の基本方針(2017 年 5 月の理事会に提出)に従い、海外研究報告助成(2017 年度の派遣実績:伊藤千尋会員)、AEGIS へのアフィリエイト参加以降の国際交流活動の展開などが報告され、承認された。
d)ネットワーク
・2016 年度の学会 HP および ML の運用状況が報告され、承認された。
・土倉事務所を通して、あるいは WEB でメールアドレスの変更手続きを行っても、学会 ML の投稿アドレスは変更されないことが周知されておらず、混乱が見られた。ML のアドレス変更は別に行ってもらうことを、学術大会で周知する。

2.2017 年度決算見通し
・平成 29 年度暫定決算案が承認された。
・学会の予算規模に照らして予備費が多いため会員に有効な形で還元しようと意図して積極財政を組んでいたが、結果的には昨年度並みの繰越金が生じることが確認された。

3.2018 年度暫定予算案
・平成 30 年度暫定予算案が承認された。
・暫定予算は前年同様の規模で組んでいるため、現時点では大幅な赤字予算となっていることが確認された。

4.2018 年 2 月末締切の海外研究報告助成について
・2017 年度 9 月末締切の応募が 0 名であったことから、2 月末締切で申請のあった 2 名(柴田誠会員、香室結美会員)について、助成を行うことが報告され、承認された(派遣時期はいずれも 2018 年度)。

5.2017 年度支部活性化支援事業について
・支部活性化支援事業について、中国・四国支部から 1 件申請があり、企画が実施されたことの報告があった。
・支部活性費申請時には、通常の支部費(毎年定額支給)の使用予定を確認することが決められた。

6.入会申込の簡便化について
・ネットワーク担当理事から入会申込みの簡便化(WEB 化)について提案があった。提案された方向で簡便化を進めることを確認し、さらに以下の意見交換が行われた。
・WEB 化については、すでに土倉事務所で一部準備ができているので、追加予算はほぼ生じない予定である。
・推薦人の情報は入会希望者が Online で入力する。
・理事会で承認をはかるのは、月 1 回程度(月末締め)。
・変更点については評議員会で審議し、学術大会の総会で報告する。
・WEB 入力ができない人は、事務局に相談してもらう。

7.学術大会参加申込の WEB 化について
・庶務担当理事から学術大会参加申込の WEB 化について提案があった。前向きに検討を進めることを確認した。さらに、カード決済の導入、予算の工面などについて意見交換が行われた。

8.学術大会発表申込期限の変更について
・庶務担当理事から、学術大会で発表するための学会入会申込締切(現行 12 月末)と学術大会発表申込締切(今年度は 2 月半ば)を同時にしてほしいという希望があったことが報告された。これを受けて、いずれも 1 月半ばにするという案が提案された。これについて意見交換を行い、今後さらに検討を進めていくことが確認された。

9.退会(未納退会)、再入会のルールについて
・未納退会と再入会に関する現行ルールについて確認した。

10.理事任期を 3 年から 2 年に短縮する案について
・理事任期を 3 年から 2 年に短縮する案が提示された。
・次回選挙以降、任期を 2 年間にする方向で調整すること、会則の変更となるので総会で審議が必要であることを確認した。

11.会則・規定の改定(昨年度より)について
・昨年度提案があった以下の会則・規定の改定案について確認したうえで、提案通りに改訂することを総会で審議することが承認された。

12.その他
・庶務担当理事から、来年度の理事会は 2018 年 5 月、2019 年 2 月に行うこと、また 2 月にできない審議・報告のみ 3 月にメール稟議で行うことが提案され、承認された(具体案については、会長・庶務担当理事が調整する)。

<報告事項>
1. 第 55 回学術大会準備
・2018 年 5 月 26、27 日に北海道大学学術交流会館で開催予定の第 55 回学術大会の準備状況が報告された。

2.支部活動報告
・2017 年度の各支部の活動報告があった。

3.支部費支出報告
・2017 年度の各支部の支出報告があった。

4.会員数の動向
・2018 年 3 月 20 日現在の会員数は 900 名(うち一般会員 846 名)であることが報告された。

5.第 30 回日本アフリカ学会研究奨励賞
・第 30 回(2018 年度)日本アフリカ学会研究奨励賞について、次の会員を選考委員として、検討作業を行っていることが報告された。
落合雄彦(選考委員長)、岩田拓夫、分藤大翼、村尾るみこ
・応募作の資格条件について確認を行った。

6.2019 年度学術大会の開催地と日程
・2019 年度(第 56 回)学術大会は、京都精華大学にて 2019 年 5 月 18 日、19 日に開催予定であることが報告された。

7.2017 年度メール審議による理事会承認事項一覧
・2017 年度にメール審議により以下の事項が理事会で承認されたことが報告された。
・入会希望者の承認(随時)
・支部活動活性化経費の申請(中国・四国支部)(2017 年 11 月)
・日本アフリカ学会研究奨励賞選考委員会の発足(2018 年 1 月)

以上


■2017年度日本アフリカ学会理事会(第1回)

日時:2017年5月19日(金)15時00分~18時00分
場所:信州大学教育学部・中校舎(M館)1階第2会議室
出席:岩田拓夫,太田至,重田眞義,島田周平,末原達郎,杉山祐子,高橋基樹,武内進一,平野(野元)美佐,松田素二,山田肖子
欠席:岩井雪乃,佐藤千鶴子,高田明,中村美知夫

<報告事項>
1.第54回学術大会報告
阿久津昌三・大会実行委員長より,大会の準備状況,参加や発表の申し込み状況について報告があった。

2.役員体制について
2017年度~2019年度までの新役員体制について,下記のとおり報告があった。
評議員(36名)
荒木美奈子,五百部裕,池谷和信,伊谷樹一,今村薫,岩井雪乃,岩田拓夫,太田至,梶茂樹,勝俣誠,児玉由佳,佐川徹,佐藤千鶴子,椎野若菜,重田眞義,島田周平,末原達郎,杉山祐子,鈴木裕之,高田明,高橋基樹,田川玄,武内進一,津田みわ,中村美知夫,西真如,波佐間逸博,平野(野元)美佐,牧野久美子,増田研,松浦直毅,松田素二,村尾るみこ,山内太郎,山極寿一,山田肖子

理事(15名)
岩井雪乃,岩田拓夫,太田至,佐藤千鶴子,重田眞義,島田周平,末原達郎,杉山祐子,高田明,高橋基樹,武内進一,平野(野元)美佐,松田素二,中村美知夫,山田肖子

監事(2名)
池野旬,小川さやか

理事の役割分担
会長:太田至
副会長:末原達郎,杉山祐子
会計担当:岩井雪乃,佐藤千鶴子
編集担当:山田肖子(編集長),高橋基樹,島田周平
渉外担当:武内進一,松田素二
国際担当:岩田拓夫,重田眞義
ネットワーク担当:中村美知夫
庶務担当:高田明,平野(野元)美佐

3.会員数の動向
庶務担当理事より、会員の動向が報告された。

4.来年度学術大会の開催地と日程
会場は北海道大学で,2018年5月26日と27日に開催予定。

5.日本学術会議への変更届について
日本学術会議のほうから情報更新の依頼があり,学会の登録内容等を更新予定である。

<審議事項>
1. 平成 28 年度事業報告
前庶務担当理事より,平成28年度事業について報告があり,承認された。

2.平成 28 年度決算
会計担当理事の代理として庶務担当理事から決算案が提示され,承認された。

3. 平成 29 年度事業計画
各担当理事から以下の事業計画の説明があり,いずれも承認された。
a)編集
編集委員会の構成,出版計画(91号・92号),業務体制等。
b)渉外
2017年活動方針。渉外担当理事が2017年11月30日から2年間の任期でJCASA事務局長を担当する。
c)国際交流
海外出版社からの成果出版に関する情報収集と発信,英語ホームページの情報更新,国内のアフリカ人留学生の交流の活性化,海外研究組織・国際学会の動向に関する情報収集等。
d)ネットワーク
前年度までの業務を継続し,学会ホームページの充実と学会メーリングの活性化を継続する。

4.平成 29 年度予算案
会計担当理事の代理として,庶務担当理事から平成29年度予算案が説明され,承認された。

5.第29 回日本アフリカ学会研究奨励賞
研究奨励賞選考委員会(委員長:澤田昌人,委員:飯田卓,池上甲一,眞城百華)から推薦のあった下記の2会員を受賞者とすることが提案され,承認された。

伊藤千尋会員
『都市と農村を架ける-ザンビア農村社会の変容と人びとの流動性』新泉社,2015年.
岡野英之会員
『アフリカの内戦と武装勢力―シエラレオネにみる人脈ネットワークの生成と変容』昭和堂,2015年.
審査結果の概要・講評は『アフリカ研究』に掲載予定である。

6.育志賞の推薦について
評議員による推薦とし,選考の手順を決定した。

7.再来年度学術大会開催地について
再来年度学術大会開催地について検討を行った。

以上


■2016年度日本アフリカ学会理事会(第3回)

日時:2017年4月2日(日)14時00分~16時00分
場所:京都大学稲盛財団記念館3階318号室

出席:池野旬、太田至、落合雄彦、小松かおり、島田周平、高橋基樹、武内進一、平野(野元)美佐、牧野久美子、松田素二、宮本律子、山極寿一
欠席:遠藤貢、栗本英世、竹村景子

審議事項
1.新入希望会員の承認
4名の新入会員が承認された。

2.平成 28 年度事業報告
a) 編集
・2016年度の学会誌『アフリカ研究』の編集状況(No.89,90刊行済み、No.91を2017年5月に刊行予定)、および電子化の状況(本文No.88号まで、目次No.90号まで公開済)が報告された。
・2014年度から編集書記のアルバイトを雇用したこと、メール審議を実施したことで編集作業の改善がみられたことが報告された。次期編集委員会においても引き続き編集書記のアルバイト雇用、メール審議の継続を提案することが承認された。
・EBSCO社より提案のあった『アフリカ研究』のデータベース化について、提案を承諾し、アフリカ学会として会長名でEBSCO社と契約を結ぶことが承認された。
・掲載論文の抜刷りについて、著者がPDFファイルを希望する場合、1年後のJ-Stage公開以前でも提供することが承認された。個人HP等でのファイルの公開は認めるが、機関リポジトリへのアップロードは1年後(J-Stageでの公開後)とする。
・執筆要項の改定案が承認された。
・『アフリカ研究』表紙に学会ロゴを印刷することについて、ロゴは裏表紙に配置する方向で、具体的なデザインは編集委員会に一任することが承認された。

b) 渉外
・2016年度のJCASおよびJCASA関連の活動報告(会合出席、NL原稿執筆)があった。
・次期渉外担当理事にJCASA事務局長(任期:2017~19年)を引き受けていただくことを含めた引き継ぎを行うことが確認された。

c) 国際交流
・2016年度に以下の活動が実施されたことが報告された。また、積み残した課題について次期理事会に引き継ぐことが確認された。
(1) TICADサイドイベントへの参加(2016年8月)
(2) Africa-Europe Group for Interdisciplinary Studies (AEGIS)へのアフィリエイト参加
(3) 海外若手研究報告助成制度の開始(2016年度の助成実績3名:本郷峻会員、彭宇潔会員、工藤友哉会員)
(4)Humanities Korea International Conferenceへの会員派遣(2016年10月、2名:田中正隆会員、大石高典会員)
(5) 韓国外国語大学校アフリカ研究所と龍谷大学社会科学研究所の学術交流協定に基づく「アフリカ研究セミナー」の共催と会員の派遣(2017年3月、中村香子会員。本派遣は今年度で終了)
(6) Springer社からアフリカ研究叢書シリーズを出版することの検討(→結果、見送り)
・2016 年度末時点の国際交流委員会メンバーは以下の会員であることが報告された。
岩田拓夫、遠藤貢、落合雄彦、工藤友哉、小松かおり、近藤英俊、重田眞義、杉木明子、高橋基樹、武内進一、福西隆弘、彭宇潔、本郷俊、正木響、峯陽一、宮本律子、山極寿一(うち小松、武内、山極の3委員は理事交代により退任予定)。

d) ネットワーク
・2016年度の学会HPおよびMLの運用状況が報告された。
・アフリカ学会の新メールアドレスの運用が開始されたことが報告された。新しいアドレスは以下のとおり。
(1)事務局への連絡 infoafrican-studies.com
(2)ホームページ掲載希望連絡先 webmasterafrican-studies.com
(3)若手研究者のための海外研究報告助成申請書送付先 kaigai.joseiafrican-studies.com

e) アーカイブ
・国立民族学博物館梅棹資料室蔵のアフリカ学会創立初期の資料7点がPDF化され、学会HPで公開されたことが報告された。

3.平成 28 年度決算見通し
・平成28年度暫定決算案が承認された。
・国際交流費や支部活動活性化支援費を拡充した結果、平成28年度決算は100万円以上の赤字となる見通しだが、これは学会の予算規模に照らして予備費が多いため会員に有効な形で還元しようと意図して積極財政を組んだ経緯があることが確認された。

4.平成 29 年度暫定予算案
・平成29年度暫定予算案が承認された。
・暫定予算は前年同様の規模で組んでいるため、現時点では大幅な赤字予算となっている。必要があれば次期理事会に見直していただく。

5.会則、規定の改訂点の整理について
「日本アフリカ学会会則」、「日本アフリカ学会評議員および理事選挙規定」、「『日本 アフリカ学会研究奨励賞』に関する規定」の3つの会則・規定について、改定を要するのではないかと思われる点について整理し、次期理事会に引き継ぐことが確認された。

6.会費滞納による除名者の再入会時の扱いについて
会費滞納によって除名となった会員が再入会を希望する際に、以下のルールに従って再入会を認めることが提案され、承認された。
(1) 未納分を支払えば再入会可能である。
(2) 未納分を支払わないなら、除名後 5 年間は入会できない。なお、再入会に際しては、 除名から何年後であっても学会誌を送付した 1 年の未納分を付加的に支払う。

7.学術大会の報告資格について
学術大会の報告資格について、理事会としての共通理解は次の通りであることが確認された。
(1)「登壇者は学会員に限る」→登壇者を学会員に限ることにはコンセンサスがある。「登壇者」は口頭発表を前提にした表現だが、ポスター発表の場合は First author を意味する。
(2)「発表は一件に限る」→「発表」とは、口頭発表の場合は登壇、ポスター発表の場合は First authorship であると定義する。「発表」をするためには学会員資格を必要とし、一人一件に限る。招待講演および海外在住の非会員アフリカ研究者による学会発表は例外扱いとする。「発表」者以外の共著者は非会員でも構わない。

8.AEGIS 総会への対応について
2017年6月に開催予定のAEGIS総会にアフリカ学会として参加することが承認された。

9.支部活性化支援事業について
2016年度の支部活性化支援事業について、1件(九州支部)が承認されたことが報告された。

10.学振育志賞への対応について
日本学術振興会から博士後期課程在学者を対象とする育志賞候補者の推薦依頼があったが、今期理事会で議論し、決定する時間がなかったため、情報を次期理事会に引き継ぐことが確認された。

報告事項
1.第 54 回学術大会準備
2017年5月20、21日に信州大学教育学部で開催予定の第54回学術大会の準備状況が報告された。

2.役員選挙結果
・2016年度評議員選挙の結果、以下の30名の会員が評議員に選出されたことが報告された。
荒木美奈子、池谷和信、伊谷樹一、今村 薫、岩井雪乃、太田 至、梶 茂樹、勝俣 誠、児玉由佳、佐川 徹、佐藤千鶴子、椎野若菜、重田眞義、島田周平、末原達郎、杉山祐子、高橋基樹、武内進一、津田みわ、中村美知夫、西 真如、波佐間逸博、平野(野元)美佐、牧野久美子、増田 研、松浦直毅、松田素二、村尾るみこ、山極寿一、山田肖子。
・2016年度理事選挙(評議員による互選)の結果、以下の10名が理事就任を承諾したことが報告された。
岩井雪乃、太田 至、重田眞義、島田周平、末原達郎、高橋基樹、武内進一、平野(野元)美佐、松田素二、山田肖子。

3.支部活動報告
2016年度の各支部の活動報告および支出報告があった。支部活性化支援事業の開始により、2016年度より各支部に支部費の支出報告を求めることになった。

4.支部長の交代
関西支部長が池野旬会員から梶茂樹会員に交代することが報告された。

5.会員の現状
2017年3月14日現在の会員数は879名(うち一般会員819名)であることが報告された。

6.日本アフリカ学会研究奨励賞
第 29 回(2017 年度)日本アフリカ学会研究奨励賞について、次の会員を選考委員として、検討作業を行っていることが報告された。
澤田昌人(委員長)、飯田卓、池上甲一、眞城百華

7.2018 年度(第 55 回)学術大会会場
2018 年度(第 55 回)学術大会は北海道大学(札幌市)で開催予定であることが報告された。

8.学振ナイロビ研究連絡センター・副センター長候補推薦について
日本学術振興会より学振ナイロビ研究連絡センター・副センター長の推薦依頼を受け、松田素二会員(選考委員長)、波佐間逸博会員、中野良彦会員、宮本律子会員、武内進一会員の5名からなる「ナイロビ研究連絡センター・副センター長選考委員会」を設置し、候補者を推薦した結果、稲角暢会員が採用された経緯が報告された。

9.TICAD VI Japan Fair 参加報告
2016年8月27、28日にケニア、ナイロビで開催された第 6 回アフリカ開発会議(TICAD VI)の公式イベント「Japan Fair」において、日本アフリカ学会は日本・アフリカ大学連携ネットワーク(JAAN)の展示ブースにパネルを掲示し、パンフレットを提供した。ブースを訪問し、JAANの担当者とともに来訪者への対応を行った福西隆弘会員による報告が共有された。

10.ロゴ・レターヘッドの作成
2016 年 6 月の評議員会、総会での承認に基づき、日本アフリカ学会のロゴ、レターヘッドを作成し、日本アフリカ学会のホームページや AEGIS のウェブサイトなどで利用を開始していることが報告された。

11.2016 年度メール審議による理事会承認事項
2016年度にメール審議により以下の事項が理事会で承認されたことが報告された。
・入会希望者の承認(随時)
・第 53 回学術大会参加費の免除措置(熊本地震関連)(2016年4月)
・年会費免除措置(熊本地震関連)(2016年4月)
・2018 年度日本アフリカ学会年次大会開催校(2016年7月)
・支部活動活性化支援企画(2016年10月)
・若手研究者海外研究報告助成事業第 2 回助成結果(2016年11月)
・日本アフリカ学会研究奨励賞選考委員会の発足(2017年2月)
・若手研究者海外研究報告助成事業第 3 回助成結果(2017年3月)

以上


■2016年度日本アフリカ学会理事会(第2回)

日時:2016年6月3日(金)15時00分~18時00分
場所:日本大学生物資源科学部 本館13階多目的ホール
出席:池野旬、遠藤貢、太田至、落合雄彦、栗本英世、小松かおり、島田周平、高橋基樹、武内進一、竹村景子、
平野(野元)美佐、牧野久美子、松田素二(委任状)、宮本律子
欠席:山極寿一

<報告事項>
1.第53回学術大会報告
半澤和夫・大会実行委員長より大会の準備状況について報告があった。

2.会員数の動向
2016年5月20日現在の会員数は、一般会員800名、団体会員14名、賛助会員2名、外国会員5名。

3.熊本地震への対応について
2016年4月に発生した熊本地震への対応として、メーリングリストにて会長からのお見舞い文を発出したこと、被災者に対する年会費免除措置を講じたことが報告された。また、第53回学術大会実行委員会により、大会参加費の免除措置が講じられたことが報告された。

4.日本学術振興会賞への対応について
日本学術振興会賞への対応について、2016年4月2日の第1回理事会での合意事項が確認された。

5.来年度学術大会について
2017年5月20~21日に信州大学教育学部(長野市)で開催予定。

6.メール審議について
前回理事会以降にメールで審議、承認された事項(入会希望者、熊本地震対応)が報告された。

<審議事項>
1.入会希望者の承認
3名の新規入会希望者の入会が承認された。

2.平成27年度事業報告
編集、渉外、国際交流、ネットワーク、アーカイブの各事業担当理事から平成27年度事業報告が行われ、承認された。

3.平成27年度決算
会計担当理事より平成27年度決算案が提示され、承認された。

4.平成28年度事業計画
各事業担当理事より、次の通り事業計画が提案され、いずれも承認された。
a)編集:編集委員会の構成、出版計画(90号・91号)、業務体制等。
b)渉外:本学会が加盟する学会協議会等との連絡、関連企画への参加、他学会からの学会連携申し入れへの対応等。なお、2018年期JCASA事務局を本学会が引き受ける予定。
c)国際交流:海外若手研究報告助成、Humanities Korea International Conferenceへの会員派遣、AEGISへのアフィリエイト参加、TICAD VIサイドイベント展示参加、Springerの出版事業に関する情報収集等。
d)ネットワーク:学会HP、学会MLの維持管理・運用等。
e)アーカイブ:学会HPに順次資料を掲載予定。

5.支部活動活性化のための新措置および支部費の扱いについて
支部活動活性化のための新措置に関して、2016年4月2日の第1回理事会での合意事項に対する各支部長からの意見聴取も踏まえて審議を行い、次の通り合意された。
・支部活動をさらに活性化させることを目的として、従来の支部費に加え、予算に新たな費目「支部活動活性化支援費」を設置し、2016年度は40万円の当初予算を組む。
・この資金は、講師招聘のための旅費・宿泊費、謝金など、アフリカ研究関連事業開催に伴う諸経費に利用できる。資金提供は、支部あたり年間10万円を目安とするが、企画の内容によってはそれを超える支出も認めることがある。
・支部活動活性化支援費からの資金提供を希望する支部長は、企画事業の概要と必要予算を記した企画書を作成し、理事会に提出する。企画は年2回募集し、庶務担当理事、会計担当理事を中心に理事会で選定し、予算を決定する。本資金を利用した企画の選定にあたっては、関東、関西以外の支部からの企画を優先する。

6.AEGISアフィリエイト参加について
国際交流事業の一環としてAfrica-Europe Group for Interdisciplinary Studies (AEGIS)にアフィリエイト参加することが承認された。

7.平成28年度予算案
会計担当理事より平成28年度予算案が提示され、承認された。

8.第28回日本アフリカ学会研究奨励賞
研究奨励賞選考委員会(委員長:上田元、委員:佐久間寛、佐藤千鶴子、西真如)から推薦のあった下記の2会員を受賞者とすることが了承された。
目黒紀夫会員『さまよえる「共存」とマサイ―ケニアの野生動物保全の現場から』新泉社、2014年。
浜田明範会員『薬剤と健康保険の人類学―ガーナ南部における生物医療をめぐって』風響社、2015年。

9.会則の解釈について
日本アフリカ学会会則第18条第1項について、字義通りに解釈し、会長は「各年度」ではなく「各年」に2回以上理事会を招集することと理解することが合意された。

10.監事の交代について
近藤史会員の異動に伴う、近藤会員から金子守恵会員への監事交代が承認された。

11.日本アフリカ学会のメールアドレスについて
本学会独自ドメインによるメールアドレスを取得することが合意された。(後日、学会連絡先用、ホームページ管理者用、海外報告助成用、の3つのアドレス取得手続きが完了し、6月8日から運用が開始された。)

12.その他
本学会の公式ロゴとレターヘッドの作成を検討することが合意された。

以上


■2016年度日本アフリカ学会理事会(第1回)

日時:2016年4月2日(土)14時00分~18時00分
場所:東京外国語大学本郷サテライト 8階会議室
出席:池野旬、遠藤貢、太田至、落合雄彦、小松かおり、島田周平、高橋基樹、武内進一、竹村景子、平野(野元)美佐、牧野久美子、松田素二、宮本律子、山極寿一
欠席:栗本英世

報告事項
1.第53回学術大会準備
2.支部活動報告
3.会員の現状
4.日本アフリカ学会研究奨励賞
5.2017年度(第54回)学術大会会場
6.2016年度日本熱帯生態学会年次大会へのアフリカ学会員の参加について
7.『アフリカ研究』バックナンバーについて
8.役員選挙について
9.2015年度メール審議による理事会承認事項一覧

審議事項
1.新入希望会員の承認
2.平成27年度事業報告
a)編集
b)渉外
c)国際交流
d)ネットワーク
e)アーカイブ
3.平成27年度の決算見通し
4.平成28年度暫定予算案
5.支部活動活性化のための新措置について
6.日本学術振興会賞への対応について
7.英文ホームページの改訂について
8.その他

<報告事項>

1.第53回学術大会準備
武内庶務担当理事より、大会実行委員会作成の資料に基づき、6月4、5日に神奈川県藤沢市で開催される第53回学術大会の準備状況について報告があった。託児所設置費用が高額化(約20万円)しているが、会員への託児サービス提供は引き続き無料で行うこと、託児所設置費用のため大会予算に不足が生じた場合には学会予算から追加的な支出を行うことが確認された。

2.支部活動報告
武内庶務担当理事より、2015年度の各支部の活動について報告があった。支部活動報告は『アフリカ研究』および学会ウェブサイトに掲載される。

3.会員の現状
武内庶務担当理事より、昨年度の第52回学術大会以降、一般会員33名、団体会員2団体が新たに会員となったことが報告された。2016年3月末現在の会員数は、一般会員821名、その他の会員区分を含む合計は883名・団体である。

4.日本アフリカ学会研究奨励賞
武内庶務担当理事より、第28回(2016年度)日本アフリカ学会研究奨励賞について、次のメンバーを選考委員として検討作業を実施していることが報告された。
上田元(委員長)、佐久間寛、佐藤千鶴子、西真如

5.2017年度(第54回)学術大会会場
武内庶務担当理事より、2017年度(第54回)学術大会会場について、信州大学教育学部(長野市)で開催することが報告された。

6.2016年度日本熱帯生態学会年次大会へのアフリカ学会員の参加
武内庶務担当理事より、2016年度日本熱帯生態学会年次大会について、昨年度同様、学会間連携に基づき、日本アフリカ学会員は同学会の会員と同じ条件で学会発表ができる取り決めがなされたことが報告された。

7.『アフリカ研究』バックナンバーについて
武内庶務担当理事より、『アフリカ研究』バックナンバーの販売価格について、会計担当理事との協議に基づき、2006年以降のものについては1部につき一律3,000円、2005年以前は一律2,000円で販売すること、価格は5年おきに改訂することを決定し、学会HPにその旨掲載したことが報告された。

8.役員選挙について
武内庶務担当理事より、2017年度からの任期の新役員の選挙を2016年度中に行うこと、竹村景子会員が選挙管理委員長に任命されたことが報告された。

9.メール審議による理事会承認事項
武内庶務担当理事より、前回理事会以降にメール審議により以下の事項が理事会で承認されたことが報告された。
・入会希望者の承認(適時)
・日本アフリカ学会国際交流促進関連事業について(AEGIS へのアフィリエイト参加、および海外でのアフリカ関係学会への若手研究者の参加助成事業立ち上げ。2015年10月)
・日本アフリカ学会研究奨励賞選考委員の委嘱(2016年1月)
・海外研究報告助成の対象者決定(2016年3月)
・日本熱帯生態学会との連携企画について(2016年3月)

<審議事項>
1.新入希望会員の承認
6名の新入希望会員の入会が承認された。

2.平成27年度事業報告
a)編集
竹村編集担当理事より、2015年12月に『アフリカ研究』88号を刊行したこと、2016年5月に89号を刊行予定であること、86号まで電子化が完了していることが報告された。

b)渉外
遠藤渉外担当理事より、2015年度の活動として、JCASおよびJCASA関連の会合に出席したこと、JCASA NL原稿を執筆したことが報告された。
JCASAから本学会に対して2016年期の事務局の打診を受けていたが、本学会の役員任期との兼ね合いから、2016年期の事務局は他の学会にお願いし、本学会としては2018年期(2017年11月~2019年11月)の事務局を引き受けることが提案され、承認された。次期理事会の渉外担当理事にはJCASA事務局長を兼ねていただくことになる。

c)国際交流
国際交流担当の小松理事より以下のとおり2015年度の活動報告があった。
アジアにおけるアフリカ研究との交流・研究協力に関する活動として、(1) Humanities Korea International Conference(2015年10月)に松本尚之会員と栗田和明会員を派遣した。 (2) 韓国外国語大学校アフリカ研究所と龍谷大学社会科学研究所の学術交流協定に基づく「アフリカ研究セミナー」の共催を継続し、小川さやか会員を派遣した。以上の活動報告は『アフリカ研究』に掲載予定である。
アフリカ学会の国際化に向けた活動として、(1) 学術大会における非会員海外研究者の一般研究発表の制度を整備した。(2)「若手研究者に対する海外研究報告助成」制度を開始し、初回(2016年2月締切)は本郷峻会員、彭宇潔会員の2名に助成することを決定した。(3) 「日本アフリカ学会国際交流の活性化に関する提案」を作成し(2015年8月)、うちAEGIS(African Studies in Europe)へのアフィリエイト参加に向けた応募書類の準備など、いくつかの事業に着手した。

d)ネットワーク
落合ネットワーク担当理事作成の資料に基づき、学会ウェブサイトおよびメーリングリストの運営状況が報告された。メーリングリストの投稿数は順調に増加している。

e)アーカイブ
武内庶務担当理事より、2015年8月に国立民族学博物館より梅棹資料室所蔵資料の本学会HPへの掲載許可を得たことが報告された。

3.平成27年度の決算見通し
平野(野元)会計担当理事より、平成27年度の決算資料(暫定版)が提示された。最終的な決算は2016年5月に確定する。

4.平成28年度暫定予算案
池野会計担当理事より、平成28年度の暫定予算案が提示された。修正を経て2016年5月に最終的な予算案を審議予定。

5.支部活動活性化のための新措置について
武内庶務担当理事より、支部活動活性化のための新措置について提案がなされ、そのために新たな予算費目を立てることが合意された。

6.日本学術振興会賞への対応について
武内庶務担当理事より、日本学術振興会賞の受賞候補者推薦の手続きについて提案がなされ、審議の結果、以下のとおり合意された。

1)日本学術振興会賞の推薦依頼は、例年2月上旬に本学会に通知される。通知があり次第、庶務担当理事からその旨評議員にお知らせする。
2)評議員は、自分の専門分野で本賞に相応しい日本アフリカ学会員がいないか検討し、機関長推薦に値する適任者がいると考える場合には、簡単な業績調書ならびに推薦理由書を添え理事会に連絡する。
3)機関長推薦につき理事会で審議し、承認が得られたのち、推薦者は、推薦書や推薦理由書の準備、本人との連絡や業績調書作成依頼など、応募のための書類を揃える。その際、日本アフリカ学会会長が推薦書作成に協力する。

7.英文ホームページの改訂について
武内庶務担当理事より、本学会の英文HPを改訂する提案がなされ、承認された。

以上


■2015年度日本アフリカ学会理事会(第2回)

日時:2015年5月22日15時00分~18時00分
場所:京都大学霊長類研究所1階大会議室
出席:池野旬、遠藤貢、太田至、落合雄彦、栗本英世、小松かおり、島田周平、武内進一、竹村景子、
平野(野元)美佐、牧野久美子、松田素二、宮本律子
欠席:高橋基樹、山極寿一

<報告事項>

1. 第52回学術大会報告
古市剛史・大会実行委員長より大会の準備状況について報告があった。

2. 評議員の交代について
次のとおり評議員が交代した。
退任:佐藤廉也会員(九州支部長交代に伴う退任)、舩田クラーセンさやか会員(一身上の都合による)
就任:田川玄会員(中国・四国支部長)、増田研会員(九州支部長)
新評議員2名はいずれも会長による任命。

3. 会員数の動向
2015年5月現在の会員数が報告された。

4. メーリングリストの運用について
開始以来問題が起きていないことから、今後も従来通りの運用とする。

5. 来年度学術大会の日程
2016年6月4,5日を軸に検討中。会場は日本大学生物資源科学部(藤沢)の予定。

<審議事項>

1. 平成26年度事業報告
各事業担当理事から平成26年度事業報告が行われ、承認された。

2. 平成26年度決算
会計担当理事より平成26年度決算案が提示され、承認された。平成26年度をもって特別会計は終了する。

3. 平成27年度事業計画
各事業担当理事より、次の通り事業計画が提案され、いずれも承認された。
a)編集:編集委員会の構成、出版計画(88号・89号)、業務体制等。
b)渉外:日本アフリカ学会が加盟する学会協議会等との連絡、関連企画への参加等。2016-17年度にJCASA事務局を担当予定。
c)国際交流:アジアにおけるアフリカ研究との交流・研究協力に関する活動、アフリカ学会の国際化に向けた活動等。
d)ネットワーク:学会HP、学会MLの維持管理・運用等。
e)アーカイブ:学会HPへの「日本アフリカ学会アーカイブ」開設等。

4. 平成27年度予算案
会計担当理事より平成27年度予算案が提案され、承認された。

5. 第27回日本アフリカ学会研究奨励賞
研究奨励賞選考委員会(委員長:小林聡史、委員:佐藤廉也、高根務、西崎伸子、丸山淳子)から推薦のあった下記の2会員を受賞者とすることが提案され、了承された。
(1)網中昭世会員
『植民地支配と開発─モザンビークと南アフリカ金鉱業』山川出版社、2014年.
(2)吉田早悠里会員
『誰が差別をつくるのか―エチオピアに生きるカファとマンジョの関係誌』
春風社、2014年.
審査結果の概要・講評は『アフリカ研究』に掲載予定である。

6. 会則の改正について
会則を以下の通り改正することが提案され、承認された。

a) 役員の交代時期

(現在)
第16条(役員の交代等)
役員の交代は改選後最初の総会の終了時とする。

(改定案)
第16条(役員の交代等)
監事を除く役員の交代は改選後新年度の4月1日とする。ただし、改選後最初の理事会が前年度に開催された場合は、その日をもって交代する。

b) 定足数

(現在)
第21条(定足数)
理事会は理事の2分の1以上、評議員会は評議員の2分の1以上、及び総会は会員の5分の1以上の出席がなければ会議を開くことはできない。

(改正案)
第21条(定足数)
理事会は理事の2分の1以上、評議員会は評議員の2分の1以上、及び総会は正会員の5分の1以上の出席がなければ会議を開くことはできない。

7. 要旨集のホームページへの掲載について
来年度以降、学術大会の報告要旨集を事前にホームページに掲載することを検討する。

8. 京都大学地域研究統合情報センターの共同利用・共同研究拠点認可の要請書について 京都大学地域研究統合情報センターの要望を受け、同センターの共同利用・共同研究拠点の継続認可の要請書をアフリカ学会として提出する。

9. 学術大会における非会員海外研究者の一般研究発表について
学会の国際化の動きを受け、下記に定める条件の下、海外の非会員にゲストとして原則1回に限り、学術大会での一般発表を受け入れる。

(1)本学会員が推薦・協力する海外のアフリカ研究者
ここで言う推薦・協力とは、学術大会発表のための「ハガキによる申し込み」と「発表要旨の送付」を、発表者に代わって手続きをすること、さらにその後の大会開催校との連絡等にも責任を持つことを意味する。なお、学会と事務局は、ビザの発給には関与しない。

(2)発表者は、大会参加費と1年分の会費相当分を支払う。

10. 新入会員の承認
4名の新規入会希望者の入会が承認された。

以上


■2015年度日本アフリカ学会理事会(第1回)

日時:2015年4月5日13時30分~17時00分
場所:東京外国語大学本郷サテライト 5階セミナー室
出席:池野旬、遠藤貢、太田至、栗本英世、小松かおり、島田周平、武内進一、竹村景子、平野(野元)美佐、
牧野久美子、山極寿一
欠席:落合雄彦、高橋基樹、松田素二、宮本律子

<報告事項>
1.第52回学術大会準備
武内庶務担当理事より、古市大会実行委員長作成の資料に基づき、5月23、24日に愛知県犬山市で開催される第52回学術大会の準備状況について報告があった。

2.支部活動報告
武内庶務担当理事より、2014年度の各支部の活動について報告があった。支部活動報告は『アフリカ研究』および学会ウェブサイトに掲載される。

3.新入会員
武内庶務担当理事より、昨年度の第51回学術大会以降、理事会のメール稟議により24 名の新入会員の入会を承認したことが報告された。

4.日本アフリカ学会研究奨励賞
武内庶務担当理事より、第27 回(2015 年度)日本アフリカ学会研究奨励賞について、次のメンバーを選考委員として検討作業を実施していることが報告された。
小林聡史(委員長)、佐藤廉也、高根務、西崎伸子、丸山淳子

5.独立行政法人大学評価・学位授与機構の専門委員候補者の推薦
同機構から上記の推薦依頼があり、会長から2 名を推薦したとの報告があった。

6.2016年度(第53回)学術大会会場
武内庶務担当理事より、2016年度(第53回)学術大会会場について、メール稟議で承認されたとおり、日本大学生物資源科学部とすることが報告された。

7.2015年度日本熱帯生態学会年次大会へのアフリカ学会員の参加
武内庶務担当理事より、2015年度日本熱帯生態学会年次大会について、学会間連携に基づき、日本アフリカ学会員は同学会の会員と同じ条件で学会発表ができることが報告された。本件については学会ウェブサイトで告知済みである。

8.『アフリカ研究』86号(50周年記念特別号)刊行
栗本アーカイブ担当理事より、『アフリカ研究』86号(50周年記念特別号)が無事刊行されたことが報告された。予定より刊行が遅れたため、当初予定されていた85号ではなく86号となった。

<審議事項>
1.入会希望者の承認
14名の新規入会希望者の入会が承認された。

2.評議員の交代
2015年4月より九州支部長が佐藤廉也会員から増田研会員に交代する。佐藤会員は、地方支部の支部長を評議員に組み込むとの会長方針により、評議員に任命された経緯があることから、九州支部長の交代に伴い、佐藤会員に代わって増田会員を評議員に任命することが承認された。

3.平成26年度事業報告
a)編集
竹村編集担当理事より、2014年に『アフリカ研究』84~86号(うち86号は50周年記念特別号)を刊行したこと、85号まで電子化が完了していること、2014年12月に高橋理事から竹村理事に編集長が交代したことが報告された。2015年度は87、88号を刊行予定。2014年度より編集補佐のアルバイトを雇用しており、2015年も引き続き雇用予定。

b)渉外
遠藤渉外担当理事より、2014年度にJCASおよびJCASA関連の会合に出席したことが報告された。JCASAから本学会に対して2016年度から2年間事務局の打診を受けており、各地域学会が輪番で担当していることから、事務局を引き受ける方針が承認された。ただし、JCASA事務局の任期が現理事会と次期理事会にまたがることから、引継ぎに留意することが確認された。

c)国際交流
国際交流担当の山極理事および小松理事より以下の報告があった。
2014年度に「アジアにおけるアフリカ研究者ネットワーク構築」ワーキンググループを開催し、その後、同WGを再編した「国際交流委員会」を国際交流担当理事の諮問機関として設置した。国際交流委員会のメンバーは以下の通り。
2014年6月、委員会発足当時の委員:
国際交流担当理事:山極寿一・小松かおり
武内進一・遠藤貢・落合雄彦・高橋基樹・重田眞義・大林稔・岩田拓夫・北川勝彦・高橋基樹・峯陽一・近藤英俊・福西隆弘・杉木明子・正木響(順不同)
2014年1月に辞退:北川勝彦
2014年1月に参加:宮本律子

国際交流委員会では、島田会長からの要請に基づき、インドアフリカ学会からの提携の申し出、および大会での海外研究者の発表について検討した。
小池理恵会員、大門碧会員のHumanities Korea International Conference ‘Rethinking Diversity in African Societies and Cultures: Beyond Homogenous Boundaries’への参加、および西真如会員のアフリカ研究セミナーへの参加に関わる航空運賃実費を補助した(いずれも渡航先は韓国)。これらの会議・セミナーについては『アフリカ研究』に参加会員による報告を掲載予定。

d)ネットワーク
武内庶務担当理事より、落合ネットワーク担当理事作成の資料に基づき、学会ウェブサイトおよびメーリングリストの運営状況が報告された。メーリングリストについては、2014年6月に運用を開始して以来、モラルに反する迷惑メール送信などの問題は起きていない。

e)アーカイブ
栗本アーカイブ担当理事より、2014年度の『アフリカ研究』86号(50周年記念特別号)刊行に引き続き、2015年度以降に学会創設当時の資料や写真を学会ウェブサイト上で公開する方針が報告された。

4.平成26年度の決算見通し
会計担当の池野理事および平野理事より、平成26年度の決算資料(暫定版)が提示され、大枠で承認された。最終的な決算は2015年5月に確定する。

5.平成27年度暫定予算案
会計担当の池野理事および平野理事より、平成27年度の暫定予算案が提示され、大枠で承認された。修正を経て次回理事会で改めて予算案を審議する。

6.非会員による学術大会報告について
島田会長より、海外のアフリカ研究者(非会員)の一般研究発表について、国際交流委員会の答申を踏まえて提案が出され、方向性について承認された。5月の学術大会時に開催される評議員会と総会で審議すべく、詳細を詰めたうえで改めて次回理事会に諮ることとなった。

7.役員交代時期に関する会則の改正
島田会長より、役員交代時期に関して、実態との乖離を解消するために、会則第16条を次のように改定することが提案され、承認された。本会則改正案は、次回評議員会、総会の審議にかける。

「(現在)
第16条(役員の交代等)
 役員の交代は改選後最初の総会の終了時とする。

(改定案)
第16条(役員の交代等)
役員の交代は改選後新年度の4月1日とする。ただし、改選後最初の理事会が前年度に開催された場合は、その日をもって交代する。」

8.メーリングリストの運用について
上記ネットワーク事業報告のとおり特に問題が起こらなかったため、従来通りの運用とすることとなった。

9.「アフリカ・トーク」事業について
50周年記念事業の一環として大林前理事を中心に実施されてきた「アフリカ・トーク」事業について、理事会としては今後継続しないこととなった。


■2014年度日本アフリカ学会理事会(第1回)

日時:2014年5月23日16時30分~19時50分
場所:京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科・共同棟5階セミナー室

出席:池野旬、遠藤貢、太田至、落合雄彦、栗本英世、小松かおり、島田周平、高橋基樹、武内進一、竹村景子、平野(野元)美佐、牧野久美子、松田素二、宮本律子、山極寿一(以上、理事)、木村大治(第51回学術大会実行委員長)

欠席:なし

<報告事項>

1. 役員体制について

島田会長より、2014~16年度の役員体制について、次のとおりとすることが報告された。

評議員(36名)
飯田卓、池野旬、池谷和信、遠藤貢、太田至、大山修一、落合雄彦、梶茂樹、勝俣誠、亀井伸孝、河合香吏、木村大治、栗本英世、湖中真哉、小松かおり、佐藤廉也、島田周平、末原達郎、曽我亨、高根務、高橋基樹、武内進一、竹村景子、寺嶋秀明、西真如、平野(野元)美佐、舩田クラーセンさやか、牧野久美子、松田凡、松田素二、峯陽一、宮本律子、望月克哉、山内太郎、山極寿一、山越言

理事(15名)
池野旬、遠藤貢、太田至、落合雄彦、栗本英世、小松かおり、島田周平、高橋基樹、武内進一、竹村景子、平野(野元)美佐、牧野久美子、松田素二、宮本律子、山極寿一

監事(2名)
中務真人、近藤史

理事の役割分担
会長:島田周平
副会長:太田至、宮本律子
会計担当:池野旬、平野(野元)美佐
編集担当:高橋基樹、竹村景子
渉外担当:遠藤貢、松田素二
国際担当:小松かおり、山極寿一
ネットワーク担当:落合雄彦
アーカイブ担当:栗本英世
庶務担当:武内進一、牧野久美子

2. 第51回学術大会報告

木村大治・大会実行委員長より、第51回学術大会の準備状況、参加や発表の申込状況について報告があった。

3. 会員数の動向

武内庶務担当理事より、会員数の動向が報告された。

<審議事項>

1. 平成25年度事業報告

 栗本理事(平成25年度庶務担当理事)より、次のとおり平成25年度の事業報告があり、了承された。

  • 機関誌『アフリカ研究』関連:83号、 84号を発行した。奥付記載の発行年度と実際の刊行年度がずれている問題を解消し、2013年度より刊行時期が正常化された。投稿規定を改定した。
  • 学術大会関連:第50回学術大会は東京大学と日本貿易振興機構アジア経済研究所の共催により東京大学駒場キャンパスで開催された(2013年5月25、26日)。
  • 第25回日本アフリカ学会研究奨励賞を、村尾るみこ会員(受賞作品:『創造するアフリカ農民―紛争国周辺農村を生きる生計戦略』昭和堂、2012年)に授与した。
  • 役員選挙を実施し、2014年度からの新役員を選出した。
  • 学会創立50周年記念事業として、記念講演会の開催、『アフリカ学事典』の編纂などの各種事業を実施した。第51回学術大会における記念事業実施の準備を行った。

2. 平成25年度決算

平野(野元)会計担当理事より、平成25年度決算案が提案され、了承された。

3. 平成26年度事業計画

各理事より事業計画が提示され、いずれも了承された。

a)編集
編集委員会の構成、出版計画(通常号2号と50周年記念特集号の計3号)、業務体制等。

b)渉外
日本アフリカ学会が加盟する学会協議会等との連絡、関連企画への参加等。

c)国際交流
アジアにおけるアフリカ研究者とのネットワーク構築等に関わる活動等。

d)ネットワーク
学会HPの充実、および50周年記念事業MLに代替する新MLの構築等。
新MLについて、投稿を自動的に配信するか、不適切な投稿が配信されるのを防ぐために管理者による承認制とすべきかどうかについて、議論があった。当面、1年間は試行期間として、自動配信方式で運用し、問題が生じた場合には適宜対応するとともに、1年後に見直すことが確認された。

e)アーカイブ
学会創立記念事業実施中に収集された学会創立期および初期に関する資料のアーカイブ化等。

4. 平成26年度予算案

池野会計担当理事より平成26年度予算案が提案され、了承された。

5. 入会承認

新規入会希望者6名の入会が正式に承認された。
入会申請手続きを、今後は、次のようにすることが確認された。①庶務担当理事が入会申請書類の記載内容を確認後、理事会にメールで入会承認可否を諮る。②理事会はメール稟議により、申請者の入会可否を決定する。③庶務担当理事が土倉事務所を通じて申請者に結果を通知する。④理事会が入会を承認した申請者による会費納入が確認された時点で会員資格が発生する。

新入会員が当該年度会費を支払わずとも次年度の学術大会報告にエントリーできる現在の制度について、改定が必要かどうか今後検討することが確認された。

6. 第26回日本アフリカ学会研究奨励賞

松田理事・学会奨励賞選考委員会主査より、選考委員会(主査:松田素二、海野るみ、杉村和彦、鈴木裕之、古市剛史各会員)から推薦のあった下記の2会員を受賞者とすることが提案され、了承された。

①佐久間寛会員 受賞対象作:著書「ガーロコイレ:ニジェール西部農民社会をめぐるモラルと叛乱の民族誌」平凡社、2013年
②佐藤宏樹会員 受賞対象作:Frugivory and seed dispersal by brown lemurs in a Malagasy tropical dry forest, Biotropica, Vol.44, No.4, July 2012, pp.479-488 ほか論文計5篇

審査結果の概要・講評は『アフリカ研究』に掲載予定である。

7.評議員、理事選挙制度の改革について

島田会長より、評議員の地域的偏りを是正する観点から、評議員および理事の選挙制度の改革を検討するための「評議員、理事選挙制度検討委員会」を設置したい旨提案があり、了承された。メンバーは、会長、副会長、庶務担当理事とする。

8. 役員の交代時期について

島田会長より、現在の会則ではあいまいな点がある役員の交代時期について明確化するため、会則の修正を行うことを検討したいとの提案があり、今後の検討課題とすることが確認された。

9. 来年度学術大会開催地について

島田会長より、来年度の第52回学術大会は京都大学霊長類研究所で開催することが提案され、了承された。

10. その他

武内庶務担当理事より、役員改選に伴い、会長とともにJICAを訪問したこと、外務省を訪問予定であることが報告された。

以上

copyright (C) 2006 Japan Association African Sutudies All Rights Reserved.