◆中部支部: 2018年度
第1回例会
日時:2018年10月2日 16:00-18:00
場所:名古屋大学大学院国際開発研究科8階第一会議室
(http://www.gsid.nagoya-u.ac.jp/ja/general/access/)
講演者:レイン・ソーディアン博士(人文科学研究評議会・理事長及び元世界比較教育学会長)
タイトル:The Decolonisation debate in South Africa and its wider significance for education
使用言語:英語
Date and Time: October 2nd, 2018 16:00-18:00
Venue: Meeting room 1, 8th floor, Graduate School of International Development, Nagoya University
(http://www.gsid.nagoya-u.ac.jp/ja/general/access/)
Speaker: Prof. Crain Sourdien
Title: The Decolonisation debate in South Africa and its wider significance for education
A fierce debate around decolonisation and education is taking place in South Africa. In this debate are a number of positions. This lecture will describe the most critical of these positions, namely new black consciousness and new humanism, and begin to explore what their significance may be for discussions of knowledge and the curriculum globally.
Professor Crain Soudien is the President of the Human Sciences Research Council, South Africa. He was the first African president of World Congress of Comparative Education Societies and was a Deputy Vice-Chancellor at the University of Cape Town. He is a joint professor in Education and African Studies. He has published over 180 articles, reviews, reports, and book chapters in the areas of social difference, culture, education policy, comparative education, educational change, public history and popular culture.
問い合わせ先:名古屋大学大学院国際開発研究科 山田肖子
syamada[at]gsid.nagoya-u.ac.jp([at]を@に変えてください)
共催:名古屋大学大学院国際開発研究科
◆中部支部: 2017年度
第1回例会
(中部人類学談話会第242回例会)
日時:2017年12月9日(土)13:30~17:00 (最大延長)
会場:名古屋大学人文学研究科/文学部 1階大会議室(110教室)
地下鉄名城線名古屋大学駅より徒歩約5分
* 交通アクセス http://www.nagoya-u.ac.jp/access/index.html
* キャンパスマップ http://www.nagoya-u.ac.jp/access-map/index.html
プログラム:
13:30~14:30 発表1 吉田早悠里氏(南山大学国際教養学部)
「無文字社会における歴史の再構築と外国人研究者の関与:エチオピア南西部カファ地方の事例から」
14:30~15:00 質疑応答
15:00~15:15 休憩
15:15~16:15 発表2 座馬耕一郎氏(長野県看護大学看護学部)
「チンパンジーに学ぶ私たちの眠り」
16:15~16:45 質疑応答
備考: 終了後、懇親会
【発表要旨1】 吉田早悠里氏
「無文字社会における歴史の再構築と外国人研究者の関与:エチオピア南西部カファ地方の事例から」
本発表は、エチオピア南西部カファ地方の事例をもとに、無文字社会においてどのように歴史が再構築されているのかについて、外国人研究者の研究成果との関わりをもとに論じるものである。2010年頃からカファ地方では、同地に1897年まで繁栄したカファ王国の歴史と文化を復元し、次世代に継承しようとする取り組みが活発になっている。しかし、カファ地方で話されているカファ語は文字をもたず、歴史資料も乏しい。加えて、口頭伝承やかつての歴史を知る人物の多くが他界し、同地の歴史を知ることは困難になっている。こうしたなかで、カファ王国時代を知る手がかりとして20世紀に同地を訪れた外国人研究者による研究成果が用いられるようになっている。そこで、外国人研究者による研究成果がどのようにカファ地方の人々に知られ、用いられているのか。また、それらが現地の人々の歴史観やアイデンティティにいかなる影響を及ぼしているのかについて検討する。
【発表要旨2】 座馬耕一郎氏
「チンパンジーに学ぶ私たちの眠り」
本発表では野生チンパンジーの睡眠について紹介し、それをもとに私たちの眠りについて考察する。睡眠は生理的な欲求にもとづく行動である。レム睡眠やノンレム睡眠が哺乳類全般にみられることからも、ヒトの睡眠は進化の歴史の中でかたち作られてきた生理的な行動のひとつということができる。一方で睡眠は文化の側面も持つ。ベッドで眠る人もいれば畳の上に敷いた布団で眠る人もいるように、世界にはさまざまな眠り方がある。私たちの眠りについて深く考えるためには、睡眠を進化と文化の両側面から考える必要がある。
ヒトに近縁なチンパンジーやボノボ、ゴリラ、オランウータンは、夜になるとベッドを作りその上で眠る。チンパンジーのベッドは毎日、おもに樹上に作られる。木の枝葉を幾重にも重ねて作られたベッドは、楕円形で、中がくぼんだお皿のような形状をしており、このベッド作りは学習によると考えられている。このような樹上のベッドは、二足歩行をはじめた人類の祖先も作っていたとされ、その後地上で眠るようになり、眠り方の多様性が生じたと考えられる。発表ではチンパンジーのベッドをヒントに開発された人類進化ベッドについても紹介する。
◆中部支部: 2016年度
第1回例会
文化人類学者が語り演じるアフリカン・ポップス!2017(名古屋編)
~日本人の身体を通してアフリカ文化を表現する~
2016年度日本アフリカ学会中部支部第1回例会
日時:2016年3月25日(土)18時開場18時30分開演(終演21時)
会場:パルル/parlwr(http://www.parlwr.net/)
名古屋市中区新栄2-2-19 新栄グリーンハイツ1階
地下鉄新栄町駅 2番出口徒歩5分
アフリカのポップスをテーマに研究をすすめている文化人類学者が集まって立ちあげた「アフリカン・ポップス!研究会」は、昨年度の1~3月、「文化人類学者が語り演じるアフリカン・ポップス!」と題して、アフリカのポップスやサウンド・スケープを表現し伝達するため、文化人類学者自身が「パフォーマー」となり、自由な形式でアフリカのポップスやサウンドについて「語り」「演じる」イベントを開催しました。1月の東京、2月の名古屋、3月の京都、いずれもおおくの方々に参加していただき、熱いパフォーマンスをお届けすることができました。
2017年もまた、新たな表現・伝達方法を模索しながら、さらにパワーアップしたイベントを企画しました。ジンバブエの松平、カメルーンの矢野原、コート・ジヴォワールの鈴木が前回とは別のかたちで演じます。それに加え、今回の名古屋編ではウガンダの大門が加わります。アフリカの現場を知る研究者=パフォーマーが、それぞれの視点から独自の表現形態で、アフリカの文化をお届けします。もちろん、ニャマ・カンテによる迫力のステージは健在。それに加え、今回はエンディングにニャマ・カンテと矢野原によるDJ形式のアドリブ・セッションを用意しました。
研究者のみならず、アフリカ音楽に関心のある方すべてに参加していただきたいと思います。なお、このイベントは東京(1月21日)、京都(2月18日)に続く第3回です。
プログラム:
18:30 はじめに
<鈴木裕之>(国士舘大学・教授)
18:35 ジンバブエのすべらない話:ショナの口頭伝承を日本語で演じる
<松平勇二>(日本学術振興会・特別研究員)
19:05 アフロポップ×ヒップホップ=?:現代アフリカ都市の「ポップ」考
<矢野原佑史>(京都大学アフリカ地域研究資料センター・研究員)
19:25 ウガンダのカリオキ:アフリカ発カラオケ・パフォーマンス
<大門碧>(京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科・特任研究員/北海道大学国際連携機構・特定専門職員)
19:55 休憩
20:05 子どもに名前を付けたら踊りまくろうinアビジャン(ミニ・フィルム)+グリオと人類学者の夫婦ライヴ
<鈴木裕之+ニャマ・カンテ>
20:35 ジャム・セッション
<ニャマ・カンテ+矢野原佑史>
参加費:2500円(1ドリンク付き)
事前申込:要予約、定員40名。
参加希望者氏名(複数名も可)、メールアドレス(複数の場合は代表者)を記載の上、m283mbira[at]docomo.ne.jpにメールをお送りください
(メールを送付する際には、[at]を@に変更してください)。
問合わせ
m283mbira[at]docomo.ne.jp
090-6077-0283(光田)
主催:アフリカン・ポップス!研究会
共催:日本アフリカ学会中部支部
特別出演:名古屋ンビラ部
◆中部支部: 2015年度
第2回例会
日時:2016年2月27日(土) 19:00~22:00
会場:パルル/parlwr(http://www.parlwr.net/)
名古屋市中区新栄2-2-19
地下鉄新栄町駅 2番出口徒歩5分
タイトル:
文化人類学者が語り演じるアフリカン・ポップス!(名古屋)
~エチオピア、カメルーン、ギニア、ジンバブエから~
内容:
「アフリカン・ポップス!研究会」はアフリカのポップスをテーマに研究をすすめている文化人類学者が集まって立ちあげた研究会です。メンバーは、現地で楽器演奏を習得したり(松平)、現地の若者と楽曲を共同で制作したり(矢野原)、ストリートの音を拾い集めたり(川瀬)、現地のアーティストと結婚したり(鈴木)してきましたが、そうしたディープな体験をアカデミックな「ロゴス」の枠内に閉じ込めることの困難を痛感するなか、文字による記述や学術的な口頭発表とは別に、自身が「パフォーマー」となってアフリカのポップスやサウンド・スケープを表現し伝達する必要性を感じてきました。今回、各人が自由な形式でアフリカのポップスやサウンドについて「語り」、「演じる」イベントを企画しました。研究者のみならず、アフリカ音楽に関心のある方すべてに参加していただきたいと思います。なお、このイベントは東京(1月30日)に続く第二回目で、今後、京都(3月26日)へと続く予定です。
プログラム:
19:00 はじめに<鈴木裕之>(国士舘大学・教授)
19:10 みんなでつくろうショナ憑依儀礼の音空間<松平勇二>(日本学術振興会・特別研究員)
19:40 ディギン・イン・ザ・クレイツ of ヒップホップ・アフリカ<矢野原佑史>(京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科・研究員)
20:10 休憩
20:30 映像作品上映『gymnasium』(30分、2016年、監督:川瀬慈)<川瀬慈>(国立民族学博物館・助教)
21:00 アビジャンを揺らすジェンベの響き(ミニ・フィルム)
+グリオと人類学者の夫婦ライヴ<鈴木裕之+ニャマ・カンテ>
参加費:2000円
事前申込:人数把握のため、なるべく予約をお願いします。参加希望者氏名(複数名も可)、メールアドレス(複数の場合は代表者)を記載の上、下記問い合わせ先にメールをお送りください。なお、当日受付も可です。
問合わせ先
松平勇二miminimatsuhira[at]hotmail.com
(メールを送る際に、[at]の部分を@にしてください)
共催:日本アフリカ学会中部支部、アフリカン・ポップス!研究会
第1回例会
日時:2016年1月23日(土)14:30-17:45
場所:愛知県立大学サテライトキャンパス(ウィンクあいち15階)
ウィンクあいちのアクセスは、右記のHP参照 http://www.winc-aichi.jp/access/
プログラム
14:30-15:00
「サンの遊びと模倣」 今村薫(名古屋学院大学・現代社会学部)
15:00-16:30
「狩猟採集民サンの昔と今」 田中二郎(京都大学名誉教授)
16:45-17:45
総合討論
コメンテータ:丸山淳子(津田塾大学・学芸学部)
終了後、名古屋駅周辺で懇親会を予定しています。参加を希望する方は、
1月15日(金)までに、椙山女学園大学の五百部
(ihobe[at]sugiyama-u.ac.jp)まで
ご連絡ください(メールを送る際に、[at]の部分を@にしてください)。
またこの例会は、中部人類学談話会との共催で行います。
◆中部支部: 2014年度
第2回例会
日時 2015年3月28日(土) 15:00-17:30
場所 椙山女学園大学星が丘キャンパス内
現代マネジメント学部 307教室
星が丘キャンパスのアクセスは、下記のHP参照
http://www.sugiyama-u.ac.jp/sougou/access.html
現代マネジメント学部の位置は、下記のHP参照
http://www.sugiyama-u.ac.jp/daigaku/shisetsu/map_hoshigaoka.html
307室は、入り口を入ってすぐの階段を3階まで上がっていただき、左手すぐにあります。
プログラム
15:00-16:45
「狩猟採集民の自然の読み取り方―サンの狩猟方法から―」
今村薫(名古屋学院大学・経済学部)
16:45-17:00 休憩
17:00-17:30 総合討論
第1回例会
日時 2014年10月18日(土) 13:30-17:30
場所 愛知県立大学サテライトキャンパス(ウィンクあいち15階)
アクセスは、下記参照
http://www.winc-aichi.jp/access/
プログラム
13:30-13:40
『趣旨説明』 五百部裕(椙山女学園大学・人間関係学部)
13:40-14:55
『チンパンジーの遺伝子・ゲノムの地域差と行動多様性の関係』
早川卓志(京都大学・霊長類研究所・博士後期課程・日本学術振興会特別研究員)
14:55-15:10 休憩
15:10-16:25
『野生チンパンジーの行動の地域差と「文化」』
西江仁徳(京都大学・野生動物研究センター・日本学術振興会特別研究員)
16:25-16:40 休憩
16:40-17:30 総合討論
発表要旨
『チンパンジーの遺伝子・ゲノムの地域差と行動多様性の関係』 早川卓志
これまで、野生チンパンジーの行動レパートリーの地域間や隣接集団間での差異は、集団内での社会的な伝達(文化)によって説明されることが多かった。しかし近年、チンパンジーの全ゲノム規模での遺伝研究が進んだことで、こうした行動多様性の一部を個体間・集団間の遺伝的差異によって説明できる可能性が拓けてきた。チンパンジーゲノムの個体差・地域差に関する研究史を私自身の調査結果も交えながら振り返り、野生チンパンジーの遺伝・行動相関について考察したい。
『野生チンパンジーの行動の地域差と「文化」』 西江仁徳
野生チンパンジーの研究が始まって50年が経過し、熱帯アフリカ各地で野生チンパンジーの行動レパートリーの共通性と多様性が確認されてきた。本発表では、これまで報告されてきた野生チンパンジーの行動の地域差について概説し、さらにこうした行動の地域差が野生チンパンジーの「文化」と考えられてきた学史的経緯を批判的に検討する。
◆中部支部: 2013年度
第2回例会
日 時:2014年3月29日(土)14:50~17:00
場 所:名古屋大学文系総合館7コンファレス・ホール
演 題:チンパンジー狩猟の地域差と地域を超えた共通性
報告者:五百部裕(椙山女学園大学人間関係学部・教授)
第1回例会
日 時:2013年7月6日(土)
場 所:静岡県立大学小講堂・学生ホール
主 題:しずおか・アフリカフェスティバル:アフリカの多様な食文化を知ろう!
演題(1):アフリカの多様な食文化を知ろう: 南部アフリカ/農耕民
報告者(1):村尾るみこ(東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所/NPOアフリック・アフリカ)
演題(2):アフリカの多様な食文化を知ろう: 東アフリカ/農耕民
報告者(2):黒崎龍悟(福岡教育大学教育学部/NPOアフリック・アフリカ)
演題(3):アフリカの多様な食文化を知ろう: 東アフリカ/牧畜民
報告者(3):湖中真哉(静岡県立大学グローバル・スタディーズ研究センター)
演題(4):アフリカの多様な食文化を知ろう: 中部アフリカ/狩猟採集民
報告者(4):松浦直毅(静岡県立大学グローバル・スタディーズ研究センター/NPOアフリック・アフリカ/静岡在来作物研究会)
備 考:静岡県立大学国際関係学研究科附属グローバル・スタディーズ研究センター県民一般公開事業、NPOアフリック・アフリカ、静岡在来作物研究会と共催
◆中部支部: 2012年度
第1回例会
『アフロ・ユーラシア内陸乾燥地文明-政治・宗教、砂漠、家畜管理-』
日時:2012年6月16‐17日、
場所:名古屋大学文学研究科 110室
科学研究費補助金(S)・牧畜文化の解析によるアフロ・ユーラシア内陸乾燥地文明とその現代的動態の研究
第5回国際シンポジウムと共催
日本人4名の発表
嶋田義仁「サハラ交易とイスラーム 」
児玉香菜子「環境政策からみた中国の牧畜管理 」
大野旭「早すぎた『文明の衝突』? 」
今村薫「ラクダ遊牧民トゥアレグの家畜管理 」
総合討論 司会 石山俊
◆中部支部: 2011年度
第2回例会
『西アフリカ・イスラーム文明』
日時:2012年3月20日.
会場:名古屋大学文学研究科130大会議室
第4回科学研究費補助金基盤研究(S)「牧畜文化の解析によるアフロ・ユーラシア内陸乾燥地文明とその現代的動態の研究」と共催
・アフリカ大学研究者2名と日本人研究者6名発表。
Hamadou Adama(ガウンデレ大学教授)
「サブサハラ・アフリカにおけるイスラームと衣服」
Gratien G. Atindogbé(ブヤ大学准教授)
「アフリカ研究における少数・危機言語の記録および保存の影響」
* 嶋田を代表として科学研究費補助金基盤研究(S)「牧畜文化の解析によるアフロ・ユーラシア内陸乾燥地文明とその現代的動態の研究」が5年間のプロジェクトとしてはじまった(2009‐20113)。これはアフリカをユーラシアから孤立させてとらえるのではなく、乾燥地文明をキーワードにユーラシアと一体の世界としてとらえることを目的とし、ユーラシアの研究者とアフリカ研究者の共同研究を推進するプロジェクトである。
第1回例会
『21世紀アフリカの創造』
日時:2012年2月18‐19日、
会場:名古屋大学文系総合館7Fオープンホール
アジア・アフリカ学術基盤形成事業「伝統的生活様式の崩壊と再宗教化をめぐる現代アフリカにおける宗教動態」
第6回国際シンポジウムと共催 ・アフリカ大学研究者2名と日本人研究者5名(1名はカメルーン人留学生)発表
Dr. Naffet Keita (バマコ大学准教授)
「マリニジェール内陸デルタ文明と21 世紀のアフリカ」
Dr. Saibou Issa( マルア大学教授)
「21 世紀の中央スーダン ─内陸アフリカの変貌─(代読)」
◆中部支部: 2010年度
第1回例会
『再生としてのアフリカ独立50年』
日時:2010年7月10日(土)
場所:名古屋大学大学院文学研究科 130大会議室
アジア・アフリカ学術基盤形成事業「伝統的生活様式の崩壊と再宗教化をめぐる現代アフリカにおける宗教動態」
第2回国際ワークショップと共催
・アフリカ大学研究者2名と4名の日本人研究者のワークショップ
J. Kiango (ダルエスサラーム大学教授)
Samba Diallo (バマコ大学教授)
*嶋田を代表として上記のアジア・アフリカ学術基盤形成事業を3年間(2009‐2011)おこなうことになった。これは名古屋大学を中心にアフリカ学術の基盤を形成する事業で、ダルエスサラーム大学、バマコ大学、ヤウンデ大学、ガウンデレ大学、マルア大学、ダカール大学との共同研究を推進が中核となる。その中心テーマは独立50年をむかえた21世紀アフリカ理解に必要な新たなテーマ、あらたなアプローチをともに明らかにすることである。その形成事業に中部支部のアフリカ研究者参加していただく機会として、中部支部との共同開催とした。
◆中部支部: 2008年度
第1回例会
日時:2009年2月28日(土)14:30~17:45
場所:名古屋大学文学部237号室
- 和崎春日(名古屋大学文学研究科)
「日本・アフリカ交流の現在」
- 星野光雄(名古屋大学環境学研究科)
「名古屋大学によるアフリカ地質調査研究
◆中部支部: 2007年度
第1回例会(後援:名古屋大学博物館)
日時:2007年10月3日(水)16:00~18:00
場所:名古屋市千種区不老町、名古屋大学博物館講義室
演題:「サハラ以南アフリカにおける土壌侵食・砂漠化抑止と地域住民の文化保全に関する調査研究プロジェクト:
2006年度名大総長裁量経費によるケニア調査の結果と今後の展望」
講師:佐々木重洋(名大文学研究科)・浅沼修一(名大農学国際教育協力研究センター)・桂田祐介(名大博物館)
後援:名古屋大学博物館
|