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卓越した大学院拠点形成支援補助金「コンフリクトの人文学国際研究教育拠点」主催
卓越セミナー第11回(「コンフリクトの人文学セミナー第95回」)

講演タ イトル:
紛争時におけるスーダンの国家と社会変容 ―現況および将来的展望―

日時:2014年3月11日(火)14:00-17:30
場所:大阪大学銀杏会館 3階 会議室B
(英語講演・通訳なし・予約不要・参加無料)

講師:
イドリス・サリム・エル・ハッサン氏 
国際イスラーム大学[マレーシア]・准教授

趣旨:
スーダン共和国では、2005年の内戦終結、そして2011年の南スーダン分離独立後も武力紛争が継続し、事実上の内戦状態にある。こうした状況は、1956年の独立以降、半世紀以上にわたって継続している。また、政治的には1989年以降、強権的なイスラーム主義政権の独裁体制のもとにある。現在のスーダン情勢は、国際関係論や国際政治学で論じられることはあっても、外国人が長期の自由なフィールドワークを実施することがきわめて困難であるがゆえに、国家と社会の対抗的関係や社会の内的動態に注目した研究はほとんどない。その点で、スーダン人、つまり「インサイダー」として首都ハルツームに居住し続けていた、開発・紛争研究を専門とする人類学者である招へい講師、イドリス・サリム・エル・ハッサン博士による社会・政治動態の分析はきわめて価値が高い。講演では、現状の分析を踏まえて、近い将来の紛争解決のシナリオについても論じたい。

コメンテーター:
岡崎  彰 (一橋大学・特任教授)
栗田 禎子(千葉大学・教授)
モハメド・アブディン(東京外国語大学・博士後期課程)
飛内 悠子(上智大学大学院・博士後期課程)
橋本 栄莉(一橋大学・博士後期課程)
村橋  勲(大阪大学・博士後期課程)

チラシ
URL:http://www.hus.osaka-u.ac.jp/announce/takuetsu_seminar_20140311.pdf

吹田キャンパスおよび銀杏会館への交通アクセスは、
http://www.med.osaka-u.ac.jp/jpn/access/index.html
をご参照ください。

お問い合わせ先: 卓越した大学院拠点形成支援補助金
「コンフリクトの人文学国際研究教育拠点」事務局
E-mail: takuetsu-jimu[at]hus.osaka-u.ac.jp
※[at]は@に変更してください。
Tel: 06-6879-8085(人間科学研究科・人類学研究室)

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