2019.04.01
若手研究者に対する海外研究報告助成について
日本アフリカ学会理事会
1.助成内容
海外のアフリカ研究関連学会参加・発表に要する航空運賃の実費および滞在費を補助する。助成金額は総額20万円を上限とする。滞在費は、宿泊費と日当を概算払いする(参考資料参照)。航空運賃はエコノミークラスでディスカウント料金を用いることとし、精算払いとする。
2.応募・選考要領
学会参加への助成を希望する者は、申請書に記入の上、指定のアドレス(kaigai.josei[at]african-studies.com ※[at]は@に変更してください)にメールで申請する。応募は随時受け付けるが、毎年2月末(同年4月1日~9月30日に開催される学術会議が対象)と8月末(同年10月1日~翌年3月30日に開催される学術会議が対象)を応募の締切として選考作業を実施する。選考は、理事会で実施する(当面、国際交流担当理事と庶務担当理事が中心になり、専門分野が近い理事の意見を参考にして選考を行う)。助成対象者は、原則として、各回に1名ずつ選定される。
3.選考基準
(1)上記助成への応募資格は次の通りとする。
a)日本アフリカ学会入会後(退会後再入会した場合は、直近の再入会後)2年以上経過しており、かつ会費滞納がないこと。
b)年齢が40歳以下であること。
c)助成対象学会の参加にあたって、他団体による旅費・滞在費の助成を受けていないこと。他団体の助成に申請中であっても本助成への申請は可能だが、一方の助成が決まった段階で他方は取り下げることとする。
(2)選考に際して、次の条件があれば優先される。
a)応募者が、任期のない研究職に就いていない(いわゆるtenureを有していない)。
b)過去に本助成を受けた経験がない。
c)応募者の発表申請がすでに受理・承認されており、発表が確定している。
d)発表する学会の名称に”Africa”が入っている。
e)上記の条件が同等の場合、博士号取得者、博士課程修了者、博士課程(博士後期課程)在籍者、修士課程(博士前期課程)在籍者の順に優先する。
4.助成対象者の義務
助成対象者は、以下の義務を負う。
a)航空券の調達やホテル予約を自分で行い、支払後速やかに領収書を国際交流担当理事に提出する。
b)助成対象学会での報告の際は、本助成を受けていることを明記する。
c)『アフリカ研究』の「学界通信」などに参加学会の報告を執筆する。
d)助成金受領後2年間、日本アフリカ学会国際交流委員に就任する。(なお、助成対象の学会に参加する際を含め、この期間ネットワーキングや情報収集のために「日本アフリカ学会国際交流委員」の肩書きを用いることができる。)
参考1:学会開催 地と日当・宿泊費
| 日当(円) | 宿泊費(円) |
指定都市 |
5000 |
16000 |
甲地域 |
4000 |
13000 |
乙地域 |
3500 |
10000 |
※物価の変化により見直すことがある。 |
指定都市
シンガポール、ロサンゼルス、ニューヨーク、サンフランシスコ、ワシントン、ジュネーブ、ロンドン、モスクワ、パリ、アブダビ、ジェッダ、クウェート (首都)、リアド、アビジャン
甲地域
北米 (メキシコ以南地域、諸島を除く。)
欧州 (以下の地域を除く。アゼルバイジャン、アルバニア、アルメニア、ウクライナ、ウズベキスタン、エストニア、カザフスタン、キルギス、グルジア、クロアチア、スロヴァキア、スロヴェニア、タジキスタン、チェッコ、トルクメニスタン、ハンガリー、ブルガリア、ベラルーシ、ポーランド、ボスニア・ヘルツエゴヴィナ、マケドニア、モルドヴァ、ユーゴスラビア、ラトビア、リトアニア、ルーマニア、ロシア)
中近東(アラビア半島、アフガニスタン、イスラエル、イラク、イラン、クウェート(国)、ヨルダン、シリア、トルコ、レバノン及び周辺諸島)
乙地域
指定都市と甲地域以外の地域。
以上
◎ ダウンロード >> 申請書:Wordファイル(.doc)
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